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明日の株式相場見通し=投資家心理後退で見送り姿勢、先行き不透明でリスク回避
あす(13日)の東京株式市場は、きょう取引時間中に日経平均株価が、心理的フシ目である1万8500円台を一時割り込んだことで、投資家心理は一段と後退することが予想され、見送り姿勢が強まりそうだ。
市場関係者からは「北朝鮮を巡る地政学リスクがこれだけ高まってくると、市場参加者の多くはいったんポジションを閉じて、株式市場から資金を退避させようと考える。偶発的な想定外の事態が起きることを考慮すれば、安易な押し目買いは取り返しのつかないことになり兼ねない。当面は、15日の故金日成主席生誕105周年記念日前後での北朝鮮の挑発行動が懸念されるが、韓国で大統領選の投開票が予定される5月9日が経過するまでは、不安定な状況が続きそうだ」との見方が出ていた。
12日の東京株式市場は、リスク回避の売りに続落となった。日経平均株価は、取引時間中では16年12月7日以来、約4カ月ぶりに一時、1万8500円台を割り込む場面もあった。大引けの日経平均株価は、前日比195円26銭安の1万8552円61銭と続落した。
日程面では、3月のマネーストック、3月の投資信託概況、3月の都心オフィス空室率に注目。海外では、中国3月の貿易統計、米3月の生産者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「北朝鮮を巡る地政学リスクがこれだけ高まってくると、市場参加者の多くはいったんポジションを閉じて、株式市場から資金を退避させようと考える。偶発的な想定外の事態が起きることを考慮すれば、安易な押し目買いは取り返しのつかないことになり兼ねない。当面は、15日の故金日成主席生誕105周年記念日前後での北朝鮮の挑発行動が懸念されるが、韓国で大統領選の投開票が予定される5月9日が経過するまでは、不安定な状況が続きそうだ」との見方が出ていた。
12日の東京株式市場は、リスク回避の売りに続落となった。日経平均株価は、取引時間中では16年12月7日以来、約4カ月ぶりに一時、1万8500円台を割り込む場面もあった。大引けの日経平均株価は、前日比195円26銭安の1万8552円61銭と続落した。
日程面では、3月のマネーストック、3月の投資信託概況、3月の都心オフィス空室率に注目。海外では、中国3月の貿易統計、米3月の生産者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
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