「チャートは強気形状も・・・」
本日の日経平均は215.55円高の13230.13円で取引を終了した。朝方は大幅安スタートとなったものの、売り一巡後は押し目買いが優勢。徐々に買いが集まり、引けにかけては一段高となった。アジア株が総じて軟調に推移したものの、円相場が円安傾向で推移。市場には買い安心感が強まり、買い戻しを巻き込み上昇した。ただ、日経平均の上昇率が1.66%に対して、TOPIXの上昇率は0.7%。日経平均はファストリ(9983)やファナック(6954)、ソフトバンク(9984)などの指数寄与度の大きい銘柄が牽引したが、全体相場にはそれほどの勢いが感じられなかった。日経平均の日足チャートは、大陽線が出現。前日の陰線を包んでおり、「強気の包み足」となっている。強気相場の象徴のようなローソク足であり、目先は本格的なリバウンドが期待できそうな感じとなっている。