日経平均は4日ぶりに反発、上値重いも円安が下支えに

配信元:フィスコ
投稿:2025/03/25 16:05
*16:05JST 日経平均は4日ぶりに反発、上値重いも円安が下支えに 24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は597.97ドル高の42583.32ドル、ナスダックは404.54ポイント高の18188.59で取引を終了した。トランプ政権が4月2日に発動を計画している「相互関税」を巡り従来警戒されていたような広範な本格的グローバル関税ではなく、一部の国や地域が除外されるなど焦点を絞ったものになるとの報道を受け安心感が広がり、寄り付き後、上昇。3月サービス業PMIも予想外に上昇し、景気悪化懸念が後退したことも支援材料となり、続伸した。ハイテクの買戻しも続き、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。

米国株の大幅高や為替の円安を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は38000円台を回復してスタートした後は、値がさ半導体株の上昇を受けて38115円まで上昇した。買い一巡後は上値が重くなり38000円台を割り込んだが、円安を下支えに37800円台でのもみ合いとなった。

大引けの日経平均は前日比172.05円高(+0.46%)の37780.54円となった。東証プライム市場の売買高は16億4014万株。売買代金は3兆9340億円。業種別では、精密機器、不動産、繊維、ガラス・土石、非鉄金属などが上昇した一方、銀行、電気・ガス、水産・農林、その他金融、陸運などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は61.5%、対して値下がり銘柄は34.3%となっている。

日経平均採用銘柄では、米半導体株が上昇したことで、ディスコ<6146>、HOYA<7741>ルネサスエレクトロニクス<6723>、SUMCO<3436>など半導体株が上昇。また、ネクソン<3659>ディー・エヌ・エー<2432>ラインヤフー<4689>などエンタメ系銘柄も買われた。このほか、ZOZO<3092>三菱地所<8802>良品計画<7453>、TDK<6762>ミネベアミツミ<6479>などが上昇した。

一方、先週まで強かったりそなHD<8308>、コンコルディア・フィナンシャル<7186>千葉銀行<8331>、みずほFG<8411>、しずおかFG<5831>、三菱UFJ<8306>など銀行株が弱い。また、三菱重工<7011>、川崎重工<7012>、IHI<7013>など防衛関連もさえない。アドバンテスト<6857>が後場一段安となったほか、富士通<6702>ヤマハ<7951>、セブン&アイHD<3382>カナデビア<7004>などが下落した。
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配信元: フィスコ

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