後場の日経平均は110円高でスタート、大成建やコーセーなどが高い

配信元:フィスコ
投稿:2023/11/14 12:55
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32695.13;+110.02TOPIX;2344.78;+8.16


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比110.02円高の32695.13円と、前引け(32757.44円)から上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32690円-32790円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=151.70-80円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅高水準で推移し0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に下げに転じ0.2%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けと比べてやや売りが先行して始まった。米国で今晩、10月の米消費者物価指数(CPI)、明日は10月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあるようだ。一方。発表が終盤となっている23年4-9月期決算を拠り所にした買いが、引き続き相場を支える要因となっているもよう。

 セクターでは、鉱業、非鉄金属、石油石炭製品が上昇率上位となっている一方、サービス業、不動産業、証券商品先物が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、大成建<1801>コーセー<4922>、いすゞ自<7202>三菱重<7011>東エレク<8035>、みずほ<8411>、ゼンショーHD<7550>、INPEX<1605>資生堂<4911>アドバンテスト<6857>が高い。一方、三菱地所<8802>楽天グループ<4755>メルカリ<4385>ルネサス<6723>ソシオネクスト<6526>味の素<2802>ニデック<6594>ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が下落している。

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