後場の日経平均は69円高でスタート、コスモス薬品やANYCOLORなどが高い

配信元:フィスコ
投稿:2023/07/11 12:49
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32259.14;+69.41TOPIX;2243.97;+0.64


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比69.41円高の32259.14円と、前引け(32279.88円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32220円-32280円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=140.70-80円と午前9時頃から50銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が底堅く推移し0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に上げ幅を広げ1.6%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。外為市場で朝方に比べ円高・ドル安が進んでおり、輸出株などの株価の重しとなっているもよう。一方、日経平均は昨日までの5日続落で1500円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすく、また、上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りが一巡したとの見方から需給悪化懸念が後退し、前場に引き続き安心感となっているようだ。

 セクターでは、水産・農林業、金属製品、不動産業が上昇率上位となっている一方、電気・ガス業、輸送用機器、保険業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、コスモス薬品<3349>、ANYCOLOR<5032>、SUMCO<3436>良品計画<7453>三菱自<7211>アドバンテスト<6857>メルカリ<4385>ディスコ<6146>レーザーテック<6920>ルネサス<6723>が高い。一方、ウエルシアHD<3141>ソシオネクスト<6526>エーザイ<4523>神戸鋼<5406>第一三共<4568>トヨタ<7203>、NTT<9432>、川崎船<9107>商船三井<9104>任天堂<7974>が下落している。

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配信元: フィスコ

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