後場の日経平均は246円高でスタート、アドバンテストやルネサスなどが高い

配信元:フィスコ
投稿:2023/05/16 12:53
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29872.68;+246.34TOPIX;2125.93;+11.08


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比246.34円高の29872.68円と、前引け(29828.71円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は29810円-29900円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=135.90-136.00円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で推移し0.5%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べ、買いが先行して始まった。昨日までで主要企業の3月期決算発表が一巡し、決算内容を評価する買いが継続しているとの見方がある。一方、高値警戒感から、上値では利益確定売りが出やすく、また、ダウ平均先物がやや軟調で、東京市場で株価の上値を抑える要因となっているようだ。

 セクターでは、電気・ガス業、小売業、パルプ・紙が上昇率上位となっている一方、海運業、保険業、ガラス土石製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、アドバンテスト<6857>ルネサス<6723>、リクルートHD<6098>ディスコ<6146>東エレク<8035>レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、東電力HD<9501>エーザイ<4523>第一三共<4568>が高い。一方、日本郵政<6178>楽天グループ<4755>スズキ<7269>、第一生命HD<8750>ヤマハ発<7272>商船三井<9104>、川崎船<9107>郵船<9101>、三井住友<8316>オリンパス<7733>が下落している。

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