後場の日経平均は312円安でスタート、りそなHDや三菱UFJなどが下落(訂正)

配信元:フィスコ
投稿:2023/03/10 13:06
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28310.35;-312.80TOPIX;2043.91;-27.18


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比312.80円安の28310.35円と、前引け(28271.58円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は28030円-28160円のレンジで下げ渋ったもののその後は戻りの鈍い展開。ドル・円は1ドル=136.60-70円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が売り優勢の展開で1.0%ほど下げている一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後は安値圏で推移し2.1%ほど大きく下落している。後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。前場終了後に日銀が金融政策決定会合の結果を発表した。一部で日銀が政策修正に動くとの警戒感があったが、現行の金融緩和政策の維持を決めたことから、結果発表で安心感が広がり、昼休みの時間帯に日経225先物が急速に下げ渋る場面があった。一方、今晩に発表される2月の米雇用統計に対する警戒感が継続する中、ダウ平均先物が軟調な動きとなっていることもあり、後場は、日銀の緩和政策維持を手掛かりとした買いは限定的となるとの見方もある。

 セクターでは、銀行業、証券商品先物、小売業が下落率上位となっている一方、パルプ・紙、ゴム製品が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、7&iHD<
3382>、メルカリ<4385>、りそなHD<8308>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>郵船<9101>、三井住友<8316>、リクルートHD<6098>レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>が下落。一方、大日印<7912>キヤノン<7751>積水ハウス<1928>が上昇している。

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配信元: フィスコ

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