東京株式(大引け)=22円安、3日続落も物色意欲旺盛で値上がり銘柄多い

大引けの日経平均株価は前営業日比22円11銭安の2万7584円35銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は10億4373万株、売買代金概算は2兆5791億円。値上がり銘柄数は980、対して値下がり銘柄数は761、変わらずは95銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方はリスク回避ムードとなり、日経平均は短期筋の利益確定の売りで下値を試す展開となった。前日の米国株市場ではFRBのウォラー理事やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が相次いでタカ派的な発言をしたことで、主要株価指数が揃って下落したが、その地合いを引き継ぐ格好に。ただ、下値では押し目買いが活発で寄り後は徐々に下げ幅を縮小させる展開となった。米株価指数先物が堅調な値動きを示していたことで安心感が広がり、国内企業の決算発表が佳境入りとなるなかで、好決算銘柄への買いが全体相場を支える形となった。結局、日経平均は小幅マイナス圏で引けたものの、引け際にプラス圏に浮上する場面もあった。TOPIXは小幅ながら上昇して引け、値上がり銘柄数も値下がり数を上回った。
個別では、レーザーテック<6920.T>が冴えず、東京エレクトロン<8035.T>は1000円超の下げとなった。メルカリ<4385.T>が大幅安、富士フイルムホールディングス<4901.T>、東芝<6502.T>、ファナック<6954.T>なども軟調。武田薬品工業<4502.T>が売りに押されエーザイ<4523.T>も値を下げた。Sun Asterisk<4053.T>、ツバキ・ナカシマ<6464.T>などが急落、ハピネット<7552.T>、日本金銭機械<6418.T>の下げも目立つ。
半面、任天堂<7974.T>がしっかり、トヨタ自動車<7203.T>も小幅ながらプラス圏で引けた。日本製鉄<5401.T>が頑強な値動きをみせ、住友金属鉱山<5713.T>が買い人気を集めた。AGC<5201.T>が大幅上昇し、セガサミーホールディングス<6460.T>も活況高。芝浦メカトロニクス<6590.T>が値を飛ばし、RPAホールディングス<6572.T>、第一興商<7458.T>、インターネットイニシアティブ<3774.T>なども大幅高。
出所:MINKABU PRESS
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