ETF売買動向＝24日前引け、トップシェア、野村商社卸売が新高値

　24日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比4.8％増の2012億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同0.1％増の1733億円だった。

　個別ではグローバルＸ　日経２２５カバード・コール <2858> 、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> 、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> など18銘柄が新高値。ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> など13銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> が5.26％高、グローバルＸ　ｅコマース－日本株式ＥＴＦ <2627> が3.50％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が3.25％高、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> が3.18％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は7.05％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> は5.15％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は4.72％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は4.59％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は4.15％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が332円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金996億1500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金826億900万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が189億7700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が134億200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が108億7100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が106億5200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が91億9800万円の売買代金となった。

株探ニュース