ETF売買動向＝2日大引け、全銘柄の合計売買代金6079億円

　2日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比38.0％増の6079億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同29.4％増の4560億円だった。

　個別ではグローバルＸ　超長期米国債　（為替ヘッジあり） <179A> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジなし） <2838> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　天然ガス上場投資信託 <1689> 、グローバルＸ　ウラニウムビジネス　ＥＴＦ <224A> 、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ｉシェアーズ　Ｎｉｆｔｙ　５０　インド株　ＥＴＦ <201A> 、東証スタンダードＴＯＰ２０ＥＴＦ <1551> など26銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が9.73％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2249> が5.85％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> が4.78％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が3.97％高、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が3.26％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> は10.86％安、グローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> は10.60％安、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> は9.58％安、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> は9.53％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> は9.24％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が2216円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2715億5700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1937億8000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が481億4400万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が291億8800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が188億4000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が177億800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が164億3300万円の売買代金となった。

株探ニュース