東京株式(前引け)=反落、戻り売りで再び2万6000円台に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/05/24 11:48
東京株式(前引け)=反落、戻り売りで再び2万6000円台に  24日前引けの日経平均株価は前営業日比138円19銭安の2万6863円33銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億5290万株、売買代金概算は1兆3477億円。値上がり銘柄数は263、対して値下がり銘柄数は1519、変わらずは55銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、目先利益確定の売りや戻り売りに押される展開となった。前日の米国株市場ではNYダウが600ドルを超える上昇をみせたほか、ナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発したが、ここ戻り足を強めていた東京市場はこれに素直に反応しなかった。日経平均2万7000円台では売り圧力の強さが改めて確認され、前引け時点で2万6800円台まで水準を切り下げている。値下がり銘柄数は1500を上回り、プライム市場全体の8割強の銘柄が下落している。業種別では海運株が買われた一方、小売りや陸運、建設など内需株に下げが目立った。

 個別では売買代金首位となったレーザーテック<6920.T>が売りに押されているほか、リクルートホールディングス<6098.T>も大きく下げた。ファーストリテイリング<9983.T>も軟調。東京海上ホールディングス<8766.T>も利食い優勢に。ギフティ<4449.T>が急落、レノバ<9519.T>も大幅安。半面、日本郵船<9101.T>など海運が高く、三菱重工業<7011.T>も上昇した。三菱商事<8058.T>もしっかり。東京計器<7721.T>が値上がり率トップに買われ、DMG森精機<6141.T>は商いを伴い値を飛ばした。トレックス・セミコンダクター<6616.T>日本板硝子<5202.T>なども高い。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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