後場の日経平均は78円高でスタート、川崎汽船やENEOSが高い

配信元:フィスコ
投稿:2022/05/17 13:02
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26625.66;+78.61TOPIX;1867.37;+4.11


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比78.61円高の26625.66円と、前引け(26601.03円)から上げ幅を更に広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26580円-26620円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=129.30-40円と朝方から30銭ほど円安・ドル高水準に傾いている。アジア市況は全般堅調で、上海総合指数が小高く推移している一方、香港ハンセン指数は2%超の上昇率で大幅高。後場の日経平均は前日比で小高い水準からスタート。時間外取引で米長期金利が安定した動きを続けている一方、ナスダック100先物が強含んでいることが下支えしているほか、ハンセン指数の大幅高も投資家心理の改善に寄与している様子。ただ、今晩は連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演が予定されている。依然として米ハイテク株の動きが不安定ななか、内容と今晩の米国市場の反応を見極めたいとの思惑も働ているようで、後場は寄り付いてからほぼ横ばいでの推移が続いている。

 セクターでは鉱業、海運、石油・石炭製品などが上昇率上位に並んでいる一方、食料品、銀行、金属製品などが下落率上位に並んでいる。東証プライム市場の売買代金上位では、郵船<9101>川崎汽船<9107>、INPEX<1605>、ENEOS<5020>が大幅高で、三井松島HD<1518>は急騰、ダブル・スコープ<6619>は急伸している。ほか、東エレク<8035>任天堂<7974>、KDDI<9433>三菱商事<8058>キヤノン<7751>などが堅調。一方、アサヒ<2502>が急落しており、SUMCO<3436>も大幅安。レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>なども軟調。
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配信元: フィスコ

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