<動意株・9日>(前引け)=メガバンク、太陽光発電関連、北日紡

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/03/09 11:37
<動意株・9日>(前引け)=メガバンク、太陽光発電関連、北日紡  三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>=大幅高。また、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>みずほフィナンシャルグループ<8411.T>なども揃って上値指向となっている。商品市況の高騰を背景に世界的なインフレ警戒感が強まっている。前日の米10年債利回りは終値ベースで続伸し1.84%台まで水準を切り上げてきた。また、国内金利も上昇傾向を見せ始めており、新発10年物国債の利回りが前日比0.015%上昇して0.170%に上昇、メガバンクにとっては運用利ザヤの拡大期待から買いが入りやすくなっている。また、配当利回りが高く3月期末を控え、インカムゲイン狙いの買いも誘導している。

 太陽光発電関連=底入れチャート相次ぐ。ウエストホールディングス<1407.T>Abalance<3856.T>テスホールディングス<5074.T>、フィット<1436.T>など太陽光発電関連の一角が軒並み高となっている。原油高騰が続くなか、再生可能エネルギーの普及促進が見込まれるとの思惑に加え、市場では「オリックス<8591.T>が稼働済みの太陽光発電所の価値査定事業に参入するとの報道が関連株を刺激しているようだ。いずれも底値圏から戻り足に転じており、チャート的にも追随買いが入りやすい」(中堅証券ストラテジスト)としている。

 北日本紡績<3409.T>=買い人気。株価100円台という超低位株の特性を存分に発揮して個人投資家など短期資金を呼び込んでいる。同社は合繊紡績を主力とし、帝人<3401.T>との取引が売り上げの大半を占めている。8日取引終了後、抗菌・抗ウイルス糸の新製品を4月に市場投入することを発表した。布にする前の糸に抗菌・抗ウイルスを有する薬剤を固着させるのが特徴で、タオルや肌着類などをはじめ幅広い分野で需要獲得が見込める。また同社は、同技術の知的財産化を国内のみならず、海外も視野に入れて検討中としており、今後の展開が注目される状況にある。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
2,180.0
(07/24)
-10.0
(-0.45%)
2,368.0
(07/24)
-4.0
(-0.16%)
3401
1,407.0
(07/24)
-30.0
(-2.08%)
97.0
(07/24)
0.0
(---)
1,111.0
(07/24)
-24.0
(-2.11%)
400.0
(07/24)
-10.0
(-2.43%)
1,743.0
(07/24)
-26.0
(-1.46%)
10,905.0
(07/24)
-195.0
(-1.75%)
3,404.0
(07/24)
-70.0
(-2.01%)
3,629.0
(07/24)
-95.0
(-2.55%)