後場の日経平均は78円高でスタート、任天堂やリクルートHDが高い

配信元:フィスコ
投稿:2021/05/26 13:00
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28632.31;+78.33TOPIX;1919.49;-0.03


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比78.33円高の28632.31円と前場終値から若干上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は強含みで推移。アジア市場はほぼ全面高。為替は1ドル=108円80銭近辺と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は米国市場が下落した流れを受けて反落でスタートした。寄り付き後は、指数に寄与度の高い銘柄が比較的、堅調に推移したことが相場を下支えし、日経平均はプラスに転じて、小幅高で午前の取引を終了した。後場の日経平均は、午前の終値より若干上げ幅を拡大してスタート後は、強含みで推移している。指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が下げ幅を縮小していることや、東京エレクトロン<8035>がプラスに転じていることが相場をけん引しているようだ。なお、日銀の鈴木審議委員の、ETF、REITの買い入れ増加ペースは極力抑制が望ましいとの発言が報じられたが、現時点では相場に大きな影響は出ていない模様だ。

 セクター別では、空運業、サービス業、電気機器、その他製品などが上昇率上位となっており、一方、鉄鋼、パルプ・紙、電気・ガス業、石油・石炭製品が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位で、任天堂<7974>トヨタ<7203>ファーストリテイリング<9983>、リクルートHD<6098>、ZHD<4689>が高く、ソフトバンクG、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>日本製鉄<5401>KDDI<9433>が安い。
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