ETF売買動向＝30日前引け、マザーズコア、マザーズが新高値

　30日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.7％減の769億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同33.1％減の647億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> 、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、マザーズ・コア上場投信 <1563> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が新高値。

　そのほか目立った値動きでは純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が3.49％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が3.30％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が3.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.17％安、ＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> は4.00％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.05％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が29円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金428億7400万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均693億1800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が127億9900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が22億1100万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が18億2300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が13億4700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が13億2000万円の売買代金となった。

株探ニュース