大引け:アブダビ首長国とUAE中央銀行が100億ドルを提供

配信元:メルトレ
投稿:2009/12/14 16:06
 大引けの日経平均株価は2.19円安の10105.68円、TOPIXは3.49ポイント安の885.08ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数は646、値下がり銘柄数は880、出来高は概算で20億805万株、売買代金は概算で1兆2436億円でした。

 再燃したドバイ金融危機に対して、アブダビ首長国とUAE中央銀行が100億ドルを提供すると報じられたから、全体的に買戻しが優勢。日経平均株価は急速の下げ幅を縮小して、小幅安で終了しています。

 日経平均プラス寄与度上位は、ファナック<6954.T>ダイキン<6367.T>アドバンテスト<6857.T>ジェイテクト<6473>T>、ソニー<6758.T>など。田崎真珠 <7968.T> は「継続企業の前提にする注記」の記載解消を好感して東証一部値上がり率トップ、その他は仕手株・材料株が値上がり上位を占めました。ドワンゴ <3715.T> は大手経済誌が特集で取り上げた ことを買い材料視、日本電気硝子 <5214.T> はコーニング社が業界見通しを上方修正したことを引き続き買い材料視されました。オンキヨー <6729.Q> は11日大引け後、台湾のインベンテック・コーポレーション社と資本・業務提携すると発表して買われ、ザッパラス <3770.T> は、ちばぎんアセットマネジメントがmixiアプリや来年1月にオープン化を予定しているモバゲーアプリ参入などの「成長分野に期待」とコメントしたことで上昇。荏原 <6361> は、ちばぎんアセットが「悪材料一巡感のある高変化率銘柄」として紹介したことも好感されたようです。

 日経平均マイナス寄与度上位は、KDDI<9433.T>、セブン&アイHD<3382.T>、信越化学<4063.T>、武田薬品<4502.T>アステラス製薬<4503.T>など。会社計画未達の決算を発表したメガネスーパー<3318.T>、買戻特約付有価証券売買契約締結に関してジャスダックから調査依頼と伝わったセイクレスト<8900.Q>、第1四半期決算発表で、営業利益が21%減益となったフルスピード<2159.T>などが下落しました。

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