ETF売買動向=4日前引け、日経300F、iSIG債Hが新高値

配信元:株探
投稿:2020/03/04 11:35
 4日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比15.8%減の2534億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同16.0%減の2329億円だった。

 個別では日経300上場投信 <1319> 、iシェアーズ・コア米国債7-10年 <1482>上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジあり) <1487> 、iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF <1496> が新高値。ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> 、NEXT 鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、NEXT 運輸・物流 <1628> 、NEXT NOTES野村AIビジネス70 <2067> が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きでは国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が5.12%高、NEXT 金ブル <2036> が4.22%高、NEXT 日経平均VI先物 <2035> が3.70%高と大幅な上昇。

 一方、iシェアーズ JPX/S&P 設備・人材投資 ETF <1483> は5.08%安、WisdomTree 白金上場投資信託 <1674> は4.99%安、UBS スイス株 <1391> は4.49%安、NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型 <1480> は4.15%安、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> は4.09%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が74円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1341億6500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1877億3600万円を大きく下回っており低調。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が565億1700万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が145億5700万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が118億9200万円、日経225連動型上場投資信託 <1321> が52億500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が37億9700万円の売買代金となった。

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