日経平均は続落、米株安受けて売り先行、上海株底堅く支えに

配信元:フィスコ
投稿:2020/02/10 16:12
日経平均は続落。7日の米国市場でNYダウは5日ぶりに反落し、277ドル安となった。連邦準備理事会(FRB)が金融政策報告書で「新型肺炎の感染拡大が新たな脅威」などと指摘し、高値警戒感も加わって利益確定の売りが出た。週明けの日経平均もこうした流れを引き継いで196円安からスタートすると、朝方には一時23621.72円(前週末比206.26円安)まで下落。ただ、中国・上海総合指数が朝安後にプラス圏へ浮上するとともに、日経平均も下げ幅を縮める場面があった。

大引けの日経平均は前週末比142.00円安の23685.98円となった。東証1部の売買高は11億6146万株、売買代金は2兆0685億円だった。業種別では、海運業、ゴム製品、医薬品が下落率上位だった。一方、倉庫・運輸関連業、保険業、水産・農林業など5業種が小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の69%、対して値上がり銘柄は27%となった。

個別では、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>村田製<6981>などが軟調で、東エレク<8035>は小幅安で引けた。武田薬<4502>が3%近く下落したほか、前週末に決算発表した太陽誘電<6976>も利益確定売りが広がって3%超の下落。その他の決算発表銘柄では、日本製鉄<5401>が一時プラス圏に浮上するも続落し、ニチイ学館<9792>は急落。また、東製綱<5981>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで続伸し、任天堂<7974>やファーストリテ<9983>は小じっかり。ホンダ<7267>は業績の底堅さから3%近い上昇となり、業績下方修正のユニチャーム<8113>は売り先行も切り返した。ナブテスコ<6268>ゴルドウイン<8111>レオパレス21<8848>は大幅高で、ダイトウボウ<3202>などウイルス対策関連銘柄の一角やファイズHD<9325>デジハHD<3676>はストップ高を付けた。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
102.0
(12/25)
0.0
(---)
820.0
(12/25)
+4.0
(+0.49%)
4,134.0
(12/25)
+20.0
(+0.48%)
3,033.0
(12/25)
+53.5
(+1.79%)
1,266.0
(12/25)
+6.0
(+0.47%)
2,753.0
(12/25)
+3.5
(+0.12%)
3,305.0
(12/25)
+7.0
(+0.21%)
2,236.0
(12/25)
+33.0
(+1.49%)
2,480.0
(12/25)
+14.5
(+0.58%)
2,964.5
(12/25)
+129.5
(+4.56%)
7267
1,444.5
(12/25)
+12.0
(+0.83%)
7974
9,200.0
(12/25)
-28.0
(-0.30%)
23,700.0
(12/25)
+60.0
(+0.25%)
8,389.0
(12/25)
-81.0
(-0.95%)
3,880.0
(12/25)
-25.0
(-0.64%)
579.0
(12/25)
-2.0
(-0.34%)
945.0
(12/25)
+38.0
(+4.18%)
1,665.0
(11/04)
0.0
(---)
53,010.0
(12/25)
+140.0
(+0.26%)
8,921.0
(12/25)
+112.0
(+1.27%)