後場の日経平均は362円安でスタート、レーザーテックやロームの下落が目立つ

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;23016.90;-362.50TOPIX;1674.81;-25.14

[後場寄り付き概況]

　後場の日経平均は前日比362.50円安の23016.90円と前場から下げ幅ほぼ変わらずの水準で取引を開始した。午前の日経平均は大幅反落。円相場は1ドル108円90銭付近で朝方より円高方向に推移。ランチタイム中の225先物は22950円-23040円のレンジで推移。新型コロナウイルスに伴う世界経済減速の懸念が引き続き嫌気されていることに加え、昨日発表された主要の半導体関連株の決算を受けた大幅安がセンチメントの悪化に一層の拍車をかけているようだ。こうしたなか、前場が大幅な下落となった流れから、後場も寄り付き後に23000円を割り込み、下げ幅を拡げる動きとなっている。

　業種別では、電気機器、海運業、精密機器、ガラス・土石製品、機械、金属製品、パルプ・紙などを筆頭に全業種がマイナスで推移している。売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ローム<6963>、アドバンテスト<6857>の下落が目立つほか、太陽誘電<6976>、キヤノン<7751>、アンリツ<6754>、NEC<6701>、SUMCO<3436>などがマイナスで推移。一方、シキボウ<3109>、サイバーエージェント<4751>の上昇が目立つほか、オムロン<6645>、ファナック<6954>などがプラスで推移している。
＜HH＞