後場の日経平均は73円安でスタート、東エレクやZOZOなどが下落

配信元:フィスコ
投稿:2019/08/29 13:00
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20405.79;-73.63TOPIX;1485.52;-4.83

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比73.63円安の20405.79円と前引けからやや下げ幅を縮小して取引を開始した。午前の日経平均は、前日の米国株高や円高一服をうけて寄り付きこそ続伸で始まったものの、直後に対ドル円相場が再び1ドル=105円台に突入したこともあり、即座に売り優勢に転じ、下げ幅を拡大する形で、結局、前日比100円超下げて前場を終えた。ランチタイム中の225先物は20370円-20420円のレンジでの推移。ドル・円相場は朝方から円高方向に推移していたが、1ドル=105円80-90銭台に入ってからは落ち着きをみせている。新規材料難のなか、アジア株式市場が軟調なことや週末にかけて米中欧における経済指標発表が控えていることもあり、日経平均の押し目買いの動きは限られている。

 業種別では、石油、水産、鉄鋼などがプラス圏で推移している一方、サービスを筆頭に精密機器、ゴム製品、繊維、非鉄、情報・通信、証券、小売など多くの業種がマイナス圏での推移となっている。売買代金上位では、複数株主による株式売り出しの発表があったリクルートHD<6098>のほかKLab<3656>が大きく下げており、その他では、東エレク<8035>、ZOZO<3092>ホンダ<7267>神戸物産<3038>、KDDI<9433>などが下落している。一方で、トヨタとの資本提携の発表があったスズキ<7269>、外資証券による目標株価の引き上げ観測があったアドバンテスト<6857>、楽天<4755>、国内証券による格上げ観測のあったSUMCO<3436>、武田薬<4502>、ソフトバンクG<9984>などが堅調に推移。
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配信元: フィスコ

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