「★4月19日予想★」4月最終週は波乱の展開か?

著者:西村剛
投稿:2019/04/18 21:42

リスク回避的な売り圧力

18日の日経平均株価は下落しました。日経平均株価は前日比0.84%マイナスの22090円12銭、マザーズ指数は前日比1.13%マイナスの933.01ポイントとなりました。日経平均株価は6日ぶりの反落となりました。5連騰した反動で利益確定の手仕舞いが出やすかったことや、イースター休暇を控え外国人投資家から手仕舞い売りが出たことから日経平均株価は下落しました。

18日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は65.7%、終値と移動平均線との位置関係は、依然25日移動平均線、75日移動平均線を上回るものの5日移動平均線は割り込む状況になっています。

4月第二週の投資主体者別売買動向が発表されました。海外投資家は日本株を787億円買い越し、個人投資家は2億円買い越し、信託銀行は968億円の売り越しとなりました。個人投資家が売り買い拮抗のなか、海外投資家が買い、信託銀行が売る展開となっています。4月に入り日経平均株価が上昇した要因としては海外投資家の買い越しが大きいでしょう。

来週の展開について、海外ではイースター休暇にあたること、また10連休を控え4月最終週にあたることから出来高は減少、海外投資家の買い基調はいったん終了し、また個人投資家の連休を控えたリスク回避的な売りが出るのではないかと考えています。来週に入り一気に株価が乱高下する展開も考えられます。大きな株価変動があっても大丈夫なようにぜひ今のうちにしっかりと対策を立てておきましょう。19日の日経平均株価は小幅安とします。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想