日経平均は反発、米株高・円高一服にファーストリテ急伸も

配信元:フィスコ
投稿:2019/01/11 15:38
日経平均は反発。10日の米国市場でNYダウは122ドル高と5日続伸し、およそ1カ月ぶりに24000ドル台を回復した。為替相場は1ドル=108円台と円高一服しており、本日の日経平均はこうした流れを好感して132円高からスタートすると、後場には
20389.89円(前日比226.09円高)まで上昇する場面があった。ファーストリテ
<9983>が大きく買われ、日経平均の押し上げ役となった。一方で3連休前とあって様子見ムードもあり、日経平均は20300円台でもみ合う展開が続き、日中の上下の値幅は95円ほどだった。

大引けの日経平均は前日比195.90円高の20359.70円となった。東証1部の売買高は12億9595万株、売買代金は2兆5029億円だった。業種別では、精密機器、不動産業、電気・ガス業が上昇率上位だった。一方、小売業、水産・農林業など5業種が下落となった。東証1部では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数をやや上回った。

個別では、前述のファーストリテが6%超高となり、日経平均を約119円押し上げた。第1四半期決算が減益となる一方、12月の国内既存店売上高は3カ月ぶりに増加した。英原発事業を中断すると報じられた日立<6501>は8%超上昇し、「企業変革プラン」を発表したオリンパス<7733>は10%近く上昇。武田薬<4502>も上げが目立った。その他売買代金上位ではトヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス
<6861>任天堂<7974>などが堅調。業績下方修正の安川電<6506>は不安定な値動きながらプラスを確保した。また、好決算のマニー<7730>がPRTIMES<3922>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、決算発表したユニファミマ
<8028>や7&iHD<3382>といった小売り大手が軟調で、村田製<6981>、資生堂
<4911>もさえない。イオン<8267>は4%超下落した。また、オオバ<9765>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,452.5
(12/26)
-11.0
(-0.44%)
1,706.0
(12/26)
+1.0
(+0.05%)
4,135.0
(12/26)
+1.0
(+0.02%)
4911
2,725.0
(12/26)
+46.0
(+1.71%)
3,958.0
(12/26)
+63.0
(+1.61%)
3,985.0
(12/26)
+49.0
(+1.24%)
63,820.0
(12/26)
+420.0
(+0.66%)
2,487.0
(12/26)
+7.0
(+0.28%)
3,142.0
(12/26)
+177.5
(+5.98%)
7730
1,797.0
(12/26)
+11.0
(+0.61%)
2,356.5
(12/26)
-4.0
(-0.16%)
7974
9,260.0
(12/26)
+60.0
(+0.65%)
2,287.0
(11/11)
+2.0
(+0.08%)
8267
3,683.0
(12/26)
+55.0
(+1.51%)
9765
988.0
(12/26)
-1.0
(-0.10%)
53,250.0
(12/26)
+240.0
(+0.45%)
9,109.0
(12/26)
+188.0
(+2.10%)