マザーズ指数は大幅に3日続落、1カ月半ぶり900pt割れ、IPO・TDSEは堅調発進

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/18 16:55
 本日のマザーズ市場では、リスク回避の売りが広がった。前日の米国市場でNYダウやナスダック総合指数が大幅続落し、本日の日経平均も一時400円を超える下落となったため、金融市場の不安定感が意識されて個人投資家のマインドが大きく悪化した。マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>などは安値更新で見切り売りが出て、下げ足を速めた。なお、マザーズ指数は大幅に3日続落、4%近い下落でおよそ1カ月半ぶりに900ptを割り込んだ。
売買代金は概算で955.74億円。騰落数は、値上がり20銘柄、値下がり240銘柄、変わらず4銘柄となった。
 個別では、前述のメルカリが9%近く下落したほか、ALBERT<3906>オンコリス<4588>マネーフォワード<3994>、SOSEI<4565>などが軟調。UUUM<3990>は小幅に下げた。また、子会社が廃棄物処理業等の認可を取り消されたエンバイオHD<6092>や今期業績予想が市場コンセンサスを下回ったプロレド<7034>はストップ安水準まで売られた。一方、信用取引規制が解除されたサンバイオ<4592>、直近IPO銘柄のピアラ<7044>のほか、エニグモ<3665>などが堅調。伊藤忠<8001>との資本業務提携を発表したフリークアウトHD<6094>は一時ストップ高を付けた。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したTDSE<7046>は公開価格の2倍に迫る堅調な初値を付けた。
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配信元: フィスコ

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