東京株式(大引け)=190円高、円安進行などを好感し2カ月ぶり高値圏浮上

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/24 15:52
東京株式(大引け)=190円高、円安進行などを好感し2カ月ぶり高値圏浮上  24日の東京株式市場は、為替の円安などを追い風に終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は引け際に2万2300円台を回復する場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比190円08銭高の2万2278円12銭と反発。東証1部の売買高概算は14億6994万株、売買代金概算は2兆4349億2000万円。値上がり銘柄数は1603、対して値下がり銘柄数は415、変わらずは64銘柄だった。

 きょうの東京市場は寄り付きから大きく買いが先行した。前日の米国株市場では米長期金利の上昇が重荷となり、NYダウなど主要指数がいずれも軟調だった。しかし、外国為替市場では金利上昇を背景にドル買いの動きが活発化し、1ドル=108円台後半に円安が進行、これを受けて自動車や電機など輸出株が買われたほか、米国事業における運用利ザヤ拡大期待から銀行、生保など大手金融機関への買いを誘導した。アジア株市場でも中国・上海市場や香港市場が高く、これもリスクオンの流れを助長する格好に。中国の内需拡大策に対する思惑もプラスに働いた。日経平均株価は引け際に一段高となり、2月27日以来約2カ月ぶりの高値圏に浮上した。東証1部全体の77%の銘柄が上昇した。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大商いで上昇するなどメガバンクへの買いが目立った。トヨタ自動車<7203.T>も高い。コマツ<6301.T>が上値追い、東京エレクトロン<8035.T>もしっかり。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>も上昇した。宮越ホールディングス<6620.T>が連続ストップ高となり、CEホールディングス<4320.T>も一時値幅制限いっぱいに買われた。タカラレーベン<8897.T>も物色人気。

 半面、武田薬品工業<4502.T>花王<4452.T>が軟調。エムアップ<3661.T>は大幅安。コクヨ<7984.T>しまむら<8227.T>が急落したほか、IHI<7013.T>住友金属鉱山<5713.T>などの下げも目立った。NISSHA<7915.T>が売られ、インターアクション<7725.T>大紀アルミニウム工業所<5702.T>も下落した。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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