日経平均は348円高でスタート、33業種全てに買い戻しの動き

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;21390.20;+348.11TOPIX;1718.97;+24.18

[寄り付き概況]

　日経平均は大幅に反発して始まった。5日の米国市場では、トランプ大統領による鉄鋼・アルミニウムの関税導入への警戒感が強いものの、2月ISM非製造業景況指数が予想を上振れたほか、原油相場の上昇等も材料視され、前週の大幅な下げに対する自律反発をみせた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比420円高の21410円となり、これにサヤ寄せする格好に。

　セクターでは33業種全てが上昇しており、石油石炭、鉱業、ガラス土石、輸送用機器、電気機器、精密機器、その他製品、機械、金属製品、非鉄金属が強い。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、日東電<6988>、リクルートＨＤ<6098>、京セラ<6971>などがけん引。
＜SK＞