東京株式(大引け)=37円安、為替を横目に不安定な動きも値上がり数1000超

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/01/26 15:50
 26日の東京株式市場は、買い優勢で始まったものの寄り後に日経平均は伸び悩み、後場は軟調な値動き。ただ個別株物色は継続し、値上がり銘柄数の方が多かった。

 大引けの日経平均株価は前日比37円61銭安の2万3631円88銭と小幅続落。東証1部の売買高概算は15億3427万株、売買代金概算は2兆9075億9000万円。値上がり銘柄数は1079、対して値下がり銘柄数は876、変わらずは109銘柄だった。

 きょうの東京市場は、これまで逆風材料となっていた急速なドル安・円高が一服し、1ドル=109円台後半までドルが買い戻されたことで日経平均は上昇して始まった。トランプ米大統領のドル高を支持する発言が効いた形だが、前場後半から再び109円台前半へと円高方向に振れ、日経平均もこれを横目に軟化した。円高警戒感は拭えず、これまで上昇相場の拠り所だった企業業績への影響を懸念するムードも漂う。半導体関連や銀行株が売られたことも重荷となった。もっとも値を下げているのは主力大型株が中心で、中小型株は強い動きを示すものが多く実質的には強い地合いともいえる。きょうは値上がり銘柄数が1000を超え、値下がり銘柄数を大きく上回った。また、売買代金は3兆円には届かなかったもののここ数日2兆9000億円台が続いており、個人を中心とした資金が下値を支えている。

 個別では、任天堂<7974.T>が堅調、ソニー<6758.T>コマツ<6301.T>もしっかり。楽天<4755.T>が買いを集めたほか、インターネットイニシアティブ<3774.T>が物色人気となった。千代田化工建設<6366.T>が急伸、KOA<6999.T>ネクステージ<3186.T>も値を飛ばした。神戸物産<3038.T>FPG<7148.T>が大幅高となり、日揮<1963.T>も高い。ファインデックス<3649.T>トプコン<7732.T>なども上昇した。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが軟調、東京エレクトロン<8035.T>も値を下げた。富士通ゼネラル<6755.T>が急落、ショーケース・ティービー<3909.T>も大きく利食われた。MonotaRO<3064.T>サイバーエージェント<4751.T>が大幅下落。JXTGホールディングス<5020.T>太平洋セメント<5233.T>なども安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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