東京株式(大引け)=143円高、米株高と円安を好感して3日ぶり反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/30 15:52
 30日の東京株式市場は朝方から買い優勢となり、途中伸び悩むも、後場後半に買い直され日経平均株価は1万9500円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は前日比143円99銭高の1万9506円54銭と3日ぶり反発。東証1部の売買高概算は17億530万株、売買代金概算は2兆2247億1000万円。値上がり銘柄数は1357、対して値下がり銘柄数は540、変わらずは126銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日のリスクオフの巻き戻しで終始買い優勢だった。北朝鮮を巡る地政学リスクに対する警戒感はくすぶるものの、ただちに軍事衝突が起きるような状況にはないとの見方から前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が揃って高かったことが投資家心理を改善させた。また、為替市場で1ドル=109円台後半とドル高円安方向に振れたことも、輸出株中心に広範囲に買いを誘導する背景となった。日経平均は薄商いのなか前場後半に伸び悩んだが、後場に入り底堅い地合いが確認されると、後半は押し目買いの動きが強まった。海運株が高く、水産や食品などのディフェンシブストックも堅調。売買代金は後場に入り増勢となり、活況の目安とされる2兆円台を8営業日ぶりに回復している。

 個別では、ソニー<6758.T>が売買代金トップとなるなか上昇、ソフトバンクグループ<9984.T>も堅調。トヨタ自動車<7203.T>富士フイルムホールディングス<4901.T>日立製作所<6501.T>も値を上げた。キーエンス<6861.T>が買われ、旭化成<3407.T>も高い。ダンロップスポーツ<7825.T>が急伸、クラウディア<3607.T>はストップ高。サニックス<4651.T>が物色人気となり、大平洋金属<5541.T>も買いを集めた。

 半面、KLab<3656.T>が商い急増のなか大幅安で目を引く。SUMCO<3436.T>ダイフク<6383.T>も安い。アイロムグループ<2372.T>が急落、日本M&Aセンター<2127.T>安永<7271.T>なども下落した。積水化成品工業<4228.T>が売られ、熊谷組<1861.T>、鳥貴族<3193.T>ノーリツ鋼機<7744.T>なども値を下げた。クリーク・アンド・リバー社<4763.T>も下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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