東京株式(大引け)=9円安、模様眺めムードのなか5日続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/22 15:51
 22日の東京株式市場は薄商いのなか前日終値をはさんだ狭いレンジの往来となった。上値を買う動きは乏しい一方、下値を売り込むような動きもみられなかった。

 大引けの日経平均株価は前日比9円29銭安の1万9383円84銭と小幅ながら5日続落。東証1部の売買高概算は13億1491万株、売買代金概算は1兆7142億円。値上がり銘柄数は966、対して値下がり銘柄数は919、変わらずは138銘柄だった。

 きょうの東京市場は、終始模様眺めの様相で前日終値を挟んでの往来となった。前日の米国株市場ではNYダウが3日ぶりに小幅反発したものの上値が重く、外国為替市場では引き続き円高が警戒されるなか、積極的な買いは見送られた。24~26日のジャクソンホールで行われるイエレンFRB議長やドラギECB総裁の講演内容を見極めたいとの思惑も買い手控え感を助長した。ただ、前日まで日経平均は4日続落していたことで値ごろ感もあり、押し目を拾う動きも観測された。後場後半は軟化したが下げ幅はわずか。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗しているものの、値上がりの方がやや多くTOPIXはプラスだった。全体売買代金は1兆7000億円台と活況の目安である2兆円を大きく下回った。

 個別では、断トツの売買代金をこなした任天堂<7974.T>がしっかり、キーエンス<6861.T>も買われた。ペッパーフードサービス<3053.T>がきょうも値を飛ばし、SMC<6273.T>も上昇した。日本金属<5491.T>安永<7271.T>が大幅高に買われ、THK<6481.T>KHネオケム<4189.T>などが活況高を演じた。ヤマシンフィルタ<6240.T>が物色人気となり、市光工業<7244.T>戸田工業<4100.T>なども高い。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、ダイキン工業<6367.T>武田薬品工業<4502.T>も軟調。岡谷電機産業<6926.T>が急反落、マーベラス<7844.T>enish<3667.T>などのゲーム関連株も売られた。コジマ<7513.T>が安く、アウトソーシング<2427.T>THEグローバル社<3271.T>なども利食われた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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