東京株式(大引け)=19円高、米株高などを受け小幅続伸も閑散商い続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/14 15:59
 14日の東京株式市場は、前日の米国株高や為替の円安基調が追い風となって買い優勢の展開となったが、日経平均株価は上値も重く小幅高にとどまった。

 大引けの日経平均株価は前日比19円05銭高の2万118円86銭と小幅ながら続伸。東証1部の売買高概算は20億4329万株、売買代金概算は1兆9863億8000万円。値上がり銘柄数は1241、対して値下がり銘柄数は635、変わらずは147銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の欧米株市場が総じて堅調だったことに加え、前場取引時間中に外国為替市場で円安方向に振れたことなどを受け買いが先行したが、寄り後は上値も重く、日経平均は前日終値近辺まで水準を切り下げる場面もあった。日本時間今晩に米6月の消費者物価指数や鉱工業生産などの重要指標発表を控え、積極的な買いは見送られた。後場はプラス圏で頑強な動きをみせたが、取り引き終盤に為替市場で円が急速に買い戻されたことを受け、日経平均は上げ幅を縮小した。きょうはオプションSQ算出日にあたり、売買代金は上乗せされたものの、活況の目安とされる2兆円ラインを割り込んだ。2兆円割れは3日連続となった。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が堅調で、ブリヂストン<5108.T>もしっかり、ファナック<6954.T>も買われた。安永<7271.T>ダブル・スコープ<6619.T>が値を飛ばしたほか、古河電池<6937.T>も大幅高となった。クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>東海カーボン<5301.T>も物色人気となった。日機装<6376.T>、サンデンホールディングス<6444.T>なども高い。

 半面、売買代金トップとなったファーストリテイリング<9983.T>が大きく値を下げたほか、任天堂<7974.T>も軟調。東京エレクトロン<8035.T>も売りに押された。エンシュウ<6218.T>が利益確定売りに安く、東芝<6502.T>も安い。日本ライフライン<7575.T>が値を下げ、いちご<2337.T>トプコン<7732.T>DIC<4631.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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