東京株式(大引け)=162円高、ハイテク株買われ年初来高値を更新

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/20 15:47
 20日の東京株式市場は終始買い優勢の展開で、日経平均株価は年初来高値を更新。ただ、終盤は目先筋の売りに伸び悩むなど、資金の回転の速さも暗示している。

 大引けの日経平均株価は前日比162円66銭高の2万230円41銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は18億3654万株、売買代金概算は2兆5192億9000万円。値上がり銘柄数は1532、対して値下がり銘柄数は389、変わらずは99銘柄だった。

 きょうの東京市場は、リスクオンの流れが継続した。前日の米国株市場ではNYダウが大幅高で最高値を更新、ナスダック指数も4日ぶりに大きく切り返したほか、外国為替市場でドルが買われ、1ドル=111円台後半の推移とドル高・円安に振れたことで、主力株を中心に追い風となった。ここ最近、調整局面にあった半導体関連などハイテクセクターが総じて上昇し、全体相場を支えた。もっとも、後場終盤になって目先筋の利益確定売り圧力が強まり、日経平均は上げ幅を縮小、始値を終値が下回る“陰線”となった。それでも、値上がり銘柄数は1500を上回り、東証1部全体の76%を占めた。値がさ株が活況だったこともあり、売買代金は2兆5000億円台と高水準を保った。

 個別では、任天堂<7974.T>が商いを伴い高く、村田製作所<6981.T>東京エレクトロン<8035.T>も上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクもしっかり。田淵電機<6624.T>はストップ高カイ気配、オルトプラス<3672.T>が一時値幅制限いっぱいに買われたほか、デクセリアルズ<4980.T>も値を飛ばした。日本エンタープライズ<4829.T>が物色人気となり、アスクル<2678.T>メガチップス<6875.T>なども大きく水準を切り上げている。

 半面、ソニー<6758.T>が冴えず、KLab<3656.T>も軟調。長谷工コーポレーション<1808.T>への売りがかさんだほか、日本冶金工業<5480.T>も下落した。ヤーマン<6630.T>が大きく利食われ、北陸電力<9505.T>など電力株に安いものが目立った。トーセ<4728.T>サイボウズ<4776.T>なども大幅安。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
100000018
38,134.97
(15:45)
-307.02
(-0.79%)
7974
8,527.0
(15:30)
+218.0
(+2.62%)
2,508.5
(15:30)
-17.0
(-0.67%)
22,240.0
(15:30)
-410.0
(-1.81%)
1,768.0
(15:30)
-26.5
(-1.47%)
109.0
(09/26)
+1.0
(+0.92%)
91.0
(15:30)
0.0
(---)
2,447.0
(15:30)
-62.5
(-2.49%)
105.0
(15:30)
-2.0
(-1.86%)
1,842.0
(15:30)
-7.0
(-0.37%)
5,920.0
(15:30)
+240.0
(+4.22%)
3,018.0
(15:30)
+35.0
(+1.17%)
181.0
(15:30)
-4.0
(-2.16%)
1,983.0
(15:30)
+3.0
(+0.15%)
3,875.0
(15:30)
-50.0
(-1.27%)
774.0
(15:30)
-12.0
(-1.52%)
866.5
(15:30)
-7.2
(-0.83%)
4728
613.0
(15:30)
-5.0
(-0.80%)
2,046.0
(15:30)
-36.0
(-1.72%)