東京株式(大引け)=91円安、米アフガン空爆や北朝鮮問題などを嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/14 16:03
 14日の東京株式市場は引き続きリスク回避の売りが優勢となった。日経平均株価は地政学リスクを背景に引け際に1万8300円を下回る場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前日比91円21銭安の1万8335円63銭と4日続落。東証1部の売買高概算は18億3885万株、売買代金概算は2兆247億6000万円。値上がり銘柄数は359、対して値下がり銘柄数は1559、変わらずは97銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが3日続落し、約2カ月ぶりの安値に沈んだことを受け運用リスクを避ける売りが優勢だった。米軍がアフガニスタンでMOABと呼ばれる大型爆弾を投下、これにより地政学リスクが改めて意識された。円高が一服していたことに加えて、寄り付きはオプションSQに絡むインデックス売買が大幅買い越しだったことから日経平均は105円高で始まったが、TOPIXはマイナスで始まる異例のスタート。その後すぐに日経平均もTOPIXに追随して前日終値を下回る水準に売られた。しばらく1万8350~1万8400円の狭いレンジでもみ合っていたが、後場後半に北朝鮮外務省次官の好戦的な発言が伝わると、韓国株市場が下げ幅を拡大、これを背景に東京市場でも売り圧力が強まった。売買代金はオプションSQ絡みとはいえ2兆円強にとどまった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、村田製作所<6981.T>ダイキン工業<6367.T>なども売りに押された。東芝<6502.T>の下値模索が続いている。石川製作所<6208.T>も朝高後は利益確定売りに大幅安となった。北の達人コーポレーション<2930.T>が急落、ローツェ<6323.T>の下げも目立つ。TOKYO BASE<3415.T>サイバーエージェント<4751.T>も安い。

 半面、任天堂<7974.T>は売買代金トップで上昇、ファーストリテイリング<9983.T>も堅調。SUMCO<3436.T>も買いが先行した。丸栄<8245.T>、VOYAGE GROUP<3688.T>などが大幅高となったほか、津田駒工業<6217.T>が値を飛ばし、ベルシステム24ホールディングス<6183.T>も高い。乃村工芸社<9716.T>、タカラレーベン<8897.T>なども物色人気となった。ツガミ<6101.T>も高い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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