ETF売買動向＝5日前引け、野村情通サ他、日経２倍が新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.9％減の1425億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同10.8％減の1307億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　建設・資材建設・資材 <1619> 、ＭＡＸＩＳＪＰＸ日経インデックス４００ <1593> 、上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> 、ＴＯＰＩＸ連動型上場投資信託 <1306> 、ダイワ建設・資材上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1636> など31銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ダイワ４００インバースインデックス <1465> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が6.60％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が3.47％高と大幅な上昇。

　一方、ダイワ上場投信・ＴＯＰＩＸＥｘ－Ｆｉｎａｎｃｉａｌｓ <1585> は9.92％安、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> は4.24％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.27％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が49円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金975億3200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金620億9200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が88億2200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が77億9600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が67億2500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が32億9600万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が17億1800万円の売買代金となった。

株探ニュース