東京株式(大引け)=138円高、円安など追い風に終値で1万8000円乗せ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/21 15:46
 21日の東京株式市場は円安を背景に終始買いが優勢、日経平均株価は前後場を通じて次第高の展開となり、終値で1万8100円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は前週末比138円61銭高の1万8106円02銭と4日続伸。東証1部の売買高概算は20億7074万株、売買代金概算は2兆2867億8000万円。値上がり銘柄数は1405、対して値下がり銘柄数は463、変わらずは117銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前週末の米国株市場が軟調だったものの1ドル=111円台に入る円安が進行、これを受けて主力株をはじめ広範囲にリスクをとる動きが継続した。日経平均は前週末までの直近7日間で1700円強、率にして10%を超える上昇をみせており、利益確定売り圧力も顕在化している。ただ、海外投資家のまとまった買いが観測されるなか、目先筋の売り物を吸収した。米長期金利上昇を背景に運用環境が改善するとの思惑から保険株や銀行株など金融セクターにも追い風が意識されている。売買代金はやや減少しているものの、全体の7割の銘柄が上昇、終値ベースでの日経平均1万8000円台乗せは今年1月6日以来約10カ月半ぶり。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が売買代金トップで上昇するなどメガバンク各社が切り返す展開に。任天堂<7974.T>が大商いで上値追い継続。日立製作所<6501.T>も堅調。アイロムグループ<2372.T>が一時ストップ高、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>東邦チタニウム<5727.T>などチタン関連も急伸。さが美<8201.T>が値上がり率トップに買われたほか、M&Aキャピタルパートナーズ<6080.T>なども値を飛ばした。

 半面、ファーストリテイリング<9983.T>が冴えず、コナミホールディングス<9766.T>も下落。小野薬品工業<4528.T>も軟調。トランザクション<7818.T>が急反落となったほか、東海運<9380.T>も大幅安。エンシュウ<6218.T>も利食いに押された。ナブテスコ<6268.T>三菱マテリアル<5711.T>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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