ウルトラセブン第29話「ひとりぼっちの地球人」は、１９６８年４月２１日に放送されました。　２つ前の回で、友人が結婚したことに触発されたのか、今度はソガ隊員が婚約します。　相手はサエコさんといいますが、ウルトラ警備隊員と婚約するとは、大変度胸のある女性だったようです。　その後ソガ隊員とサエコがどうなったのかについては、放送されませんでした。　ソガは脇役なのでカットされたのでしょうが、気になります。　さて、今回は、... ...続きを読む

命令形タイトルシリーズ「７００キロを突っ走れ！」は、１９６８年４月１４日に放送されました。　この回の特徴は、かなりナンセンスな設定で視聴者を楽しませる、一大エンターテイメントであります。　最大の見どころは、恐竜と戦車が合体した「恐竜戦車＝ダイナソウル・タンク」でしょう。　また、筆者が一番好きなシーンは、オープニングでモロボシダンがアンヌと映画館でデートしながら、顔よりも大きなせんべいをバリバリと大きな音を立てな... ...続きを読む

１９６８年４月７日に放送されたのは、ウルトラセブン第２７話「サイボーグ作戦」です。　ソガ隊員の友人ノガワ隊員と、その婚約者サナエが登場します。　ラストで、ノガワ隊員はサナエと目出たく結婚します。　場所は世田谷区の瀬田協会。式にはソガのみならず、　ウルトラ警備隊のキリヤマ、フルハシ、ダンも出席しました。　（なお、アンヌとアマギは、スケジュールの都合で欠席）　この２話後にソガは婚約するのですが、ノガワの影響があった... ...続きを読む

ウルトラセブンは折り返し点を迎え、第3クールに突入します。　代表作が次々に出てきますので、楽しみですね。　「超兵器Ｒ１号」は、１９６８年３月３１日に放送された第２６話で、最も記憶に残るストーリーの一つです。　「それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ」とつぶやいたモロボシダンの言葉は、普通は限りなき軍備拡大競争に向けたものと解釈されています。　しかし、我々株式投資家に対しては、限りなき資産拡大への警句... ...続きを読む

１９６８年３月２４日には、ウルトラセブン第２５話「零下１４０度の対決」が放送されました。 地球を３回目の氷河期に陥れようとするポール星人により、地球防衛軍基地は雪と氷に閉ざされてしまいます。 モロボシダンはパトロール中に猛寒波の襲撃を受け、乗っていたポインター号が凍結して動けなくなります。　アンヌの「ダン、暖かいコーヒーがあるわよ。早く帰ってらっしゃいよ」という言葉に誘われて、ポインター号を放棄して雪の中を歩き... ...続きを読む

ウルトラセブン第２４話「北へ還（かえ）れ！」は、「命令形タイトルシリーズ」のひとつで、１９６８年３月１７日に放送されました。　「命令形タイトルシリーズ」とは、タイトルが命令形になっている話で、ウルトラセブンでは７話あります。「マックス号応答せよ」「魔の山へ飛べ」「地震源Xを倒せ」「海底基地を追え」「明日を捜せ」「北へ還れ！」「７００キロを突っ走れ！」ですが、その中で、語尾に「！」（びっくりマーク）が打たれている... ...続きを読む

ウルトラセブン第２３話「明日を捜せ」は１９６８年３月１０日に放送されました。占い師安井は予知能力を持っていたために、シャドー星人の地球侵略計画を事前に知ることとなり、星人に命を狙われます。彼はウルトラ警備隊に保護を要請し、星人の計画を知らせますが、まったく信じてもらえません。そして、地球侵略計画は予定通り開始されてしまいます。 この回では、安井の「今日がだめなら、明日を捜せばいいんですよ」という言葉が印象的です... ...続きを読む

ウルトラセブン第２２話「人間牧場」は、アンヌ隊員の体にブラコ星人が胞子（＝植物の種、みたいなもの？）を植え付けてしまったために、アンヌ隊員が死にかけるという、かなりショッキングなお話です。　放送日は１９６８年の、よりによって３月３日、ひな祭りの日です。　当時は、季節のイベントとはおよそ関係ない脚本でもＯＫな時代でした。　今回は、ブラコ星人に因んで、バイオベンチャー企業を調べてみましょう。　バイオベンチャー企業は... ...続きを読む

ウルトラセブン第２１話は、１９６８年２月２５日放送の「海底基地を追え」です。　太平洋に沈んだ戦艦大和（ヤマト）を復活させた軍艦ロボット「アイアンロックス」を使って地球侵略をもくろむ、ミミー星人と戦うストーリーです。　海の底に廃棄された鉄屑を回収・再生して、人類を攻撃してくるとは、何と効率的な侵略者でしょうか。　戦艦大和を新たに作るためには、鉱山から鉱石を採掘して製鉄し、溶解成形して素材とし、それを加工して部品と... ...続きを読む

「地震源Xを倒せ」は、ウルトラセブン第２０話、放送日は１９６８年２月１８日でした。　ウルトニウムという、架空の金属が登場します。暗黒星雲から来たシャプレー星人があやつる怪獣ギラドラスが、ウルトニウムを食べて暴れまくります。　ちなみにシャプレーという名前は、アメリカの天文学者ハーロー・シャプレー（1885～1972）からきています。　ハーロー・シャプレーは、ハーバード大学天文台長をつとめたこともある学者で、銀河系... ...続きを読む

ウルトラセブン第１９話「プロジェクト・ブルー」の放送日は１９６8年２月１１日でした。　タイトルのプロジェクト・ブルーとは、地球全体を覆う防御バリアのことです。　宇宙の帝王を自称するバド星人が登場し、プロジェクト・ブルー計画を妨害しようとします。　バド星人の頭には毛がなく、真ん中から２つに割れた形となっており、何となくオシリのような印象を与えます。　そこで今回は、宇宙帝王バド星人にちなんで、名前に「帝」の字がつく... ...続きを読む

「空間X脱出」は、１９６8年２月４日に放送された、ウルトラセブン第１８話です。　ベル星人という、コオロギのような姿をした宇宙人の出す怪音波に苦しめられるストーリーです。　エンディングでのキリヤマ隊長の言葉「神なき知恵は、知恵ある悪魔をつくることなり」という言葉が印象的でありました。　株式投資においても、知恵ある悪魔には気を付けたいものです。　さて、その「知恵ある悪魔」に例えられたベル星人にちなんで、会社名に「ベ... ...続きを読む

１９６７年に４月からフジテレビ系列で「マッハGO　GO　GO」という、自動車レースをテーマとした子供向けのテレビアニメが放送されていました。　放送時間は、日曜日の夜６時半～７時で、その後２年後には、サザエさんの放送枠となる時間帯です。　当時の子供たちは、マッハGO　GO　GOを見た後で、チャンネルを文字通り「回し」、ウルトラセブンを見ていたことでしょう。　ウルトラセブン第１７話「地底GO! GO! GO!」は、... ...続きを読む

ウルトラセブン第１６話「闇に光る目」は、１９６８年１月２１日に放送されました。　アンノン星を探査するために打ち上げられた宇宙船が行方不明になります。　ところが３か月後、その宇宙船は突然、地球に帰ってきました。　アンノン星人を乗せて。　その宇宙船の名は「サクラ９号」といいます。　そこで、その宇宙船の名前にちなんで、今回は「サクラ」が名前に付く会社を調べてみましょう。 3778　さくらインターネット4761　さくら... ...続きを読む

「ウルトラ警備隊西へ」後編は、１９６８年１月１４日に放送されました。　ウルトラセブンと巨大ロボットキングジョーが、神戸港で再び格闘します。　神戸港のセットが、非常に凝っており、この番組だけのために作ったのでしょうが、採算を度外視した企画だったようです。　このことからも、ウルトラセブンが二度と真似の出来ない作品と言われるようになったと思います。　子供の頃は、神戸という町も知らず、そこが東京から見て西にあることも、... ...続きを読む

いよいよ第２クールの開始です。　「ウルトラ警備隊西へ」は、ウルトラセブン初の、前後編２回にわたるストーリーです。　また、初の遠征ロケを行ったことも、記念すべき出来事であります。　ロケ地は、神戸を中心に、芦屋、六甲山、京都等、数か所にわたっています。　かなり力を入れた企画だっだことが分かります。　放映日は１９６８年のお正月、１月７日でした。前編でセブンが巨大ロボットキングジョーと格闘した場所は、「六甲山防衛センタ... ...続きを読む

46年前の今週は、年末のため、ウルトラセブンの本放送はありませんでした。　そこで、今回は、これまでのウルトラセブン株投資を振り返ってみたいと思います。　ウルトラセブン株投資とは、筆者が考案した株式投資法で、空想特撮の傑作「ウルトラセブン」の各ストーリーから連想される株式の銘柄を比較検討し、値上がりの見込まれる注目銘柄を特定するものであります。　ウルトラセブンの力を借りて、資産を増やそうという、大変、虫のいい企画... ...続きを読む

「ウルトラセブン」第１３話「Ｖ３から来た男」は、１９６７年１２月２４日、クリスマスイブに放送されました。　昨今の特撮シリーズでは、クリスマスシーズンには、クリスマスに関係したストーリーを仕立ててきますが、４６年前には、そのような配慮はなく、クリスマスとは何の関係もないストーリーであります。　キリヤマ隊長とクラタ隊員の男同士の友情がテーマです。　軍隊のドラマのようでもあり、命を賭けた戦いの取り上げ方が、映画「トッ... ...続きを読む

「ウルトラセブン」の第１２話は、現在は欠番になっており、公式の場で見ることはできません。　筆者も長年この欠番の回を何とかして見たいと願っておりました。　最近は、ウェブで検索すると海外で再放送された画像を探し当てることができるようになっておりまして、４０年越しの宿願を果たすことができたのです。　本作は、ウルトラQの江戸川由利子、ウルトラマンのフジアキコと２代にわたってヒロインを演じた桜井浩子さんがゲスト出演してい... ...続きを読む

ＳＦ特撮「ウルトラセブン」第１１話「魔の山へ飛べ」は、シリーズの中で特に重要な回であると言われています。　それは第一に、元祖スーパー特撮ヒロインとして大人気のアンヌ隊員が全く登場しない回であるということ、さらに、モロボシダンが命を落とすが、アマギ隊員の活躍によって生き返るということです。　これは、最終回に、モロボシダンが「アマギ隊員がピンチなんだよ」と言い放ち、アンヌの前でセブンに変身して、捕らわれているアマギ... ...続きを読む