「ウルトラセブン」の第12話は、現在は欠番になっており、公式の場で見ることはできません。
筆者も長年この欠番の回を何とかして見たいと願っておりました。
最近は、ウェブで検索すると海外で再放送された画像を探し当てることができるようになっておりまして、40年越しの宿願を果たすことができたのです。
本作は、ウルトラQの江戸川由利子、ウルトラマンのフジアキコと2代にわたってヒロインを演じた桜井浩子さんがゲスト出演している、大変重要な作品であります。
ぜひ、DVDまたはブルーレイでの公開を希望します。
ラスト近くで桜井さん演じる早苗が、恋人に裏切られたことを知り涙を流すシーンは、とても子供向け番組とは思えない程の熱演ですが、ウェブの劣化した画像では細部の表情が見えず、大変残念であります。
地球人の血液を採集するため、若い女性に腕時計のような器械をプレゼントしまくるスペル星人が敵でありました。
そこで今回は腕時計のメーカーについて調べて見ましょう。
国内シェアは、
1位 8050セイコー
2位 7762シチズン
3位 6952カシオ
4位 上場廃止 オリエント
5位 7752リコー
のようです。ただし、外国のメーカーは除いています。
指標です。
8050 セイコーHD ROE14.2 PER9.0 PBR1.95 時価総額1076億円
7762 シチズンHD ROE▲4.7 PER20.6 PBR1.34 時価総額2735億円
6952 カシオ計算機 ROE7.2 PER22.9 PBR1.83 時価総額3211億円
7752 リコー ROE3.6 PER11.3 PBR0.90 時価総額8799億円
7762の業績が急回復したため、チャート形状が改善していることに注目します。
この業界は、高級なスイス製と廉価な中国製が強い中で、日本製は「高級だけれど値段が手ごろ」「安いけれども安っぽくない」といった、微妙な立場の市場がターゲットとなります。
最近は、ケータイやスマホで済むために腕時計をしない人も増えています。
いずれの企業も経営が多角化しており、時計だけに依存する構造ではなくなっています。
投資判断は自己責任で。