トレーダー、特にシステムトレーダーにとっては、異常相場時にトレードを継続するか否かは重要なポイントかと思います。 特にシステムトレードにおいては、どんなときも決めたルールを運用し続けることが原則となっていますが、今回の震災のような明らかな異常相場時においては必ずしもそうでなくてもよいかと思います。 では、どうするべきかと言いますと、私は『事前に異常時における最適な運用ルールを検証により決めておき、その運用ルール... ...続きを読む

FXでは、MT4とエコトレFXとでそれぞれ1つずつシステムを運用していますが、約1ヶ月間の運用を経て、それぞれの特徴が分かってきました。 まず、ここ一週間で資産が急降下（10万円→6万円）したエコトレFX（無料）の「MAマスターユーロドル」ですが、資産曲線の変動は比較的激しいのですが、その動きからは売買ルールの戦略性がまるで感じられません。 もともと非常にシンプルな売買ルールを複数の通貨ペアにあてはめて良い結果... ...続きを読む

面白そうな書籍を見つけましたので紹介したいと思います。AIAビジネスコンサルティング株式会社 代表取締役社長である堀内氏が紹介している書籍で、堀内氏は36年にわたり、為替市場に対峙していますが、36年の相場生活の中でダントツトップの1冊と仰っています。 欲望と幻想の市場 - 伝説の投機王リバモア　>>  http://www.tradersshop.com/bin/mainfrm?p=topics/recomm... ...続きを読む

マネージンに連載が掲載されましたので、ご紹介です。 今回のテーマは「手仕舞い・分散のカスタマイズの重要性について」。 　>> いつも同じ手仕舞い・分散していませんか？売買ルールはカスタマイズは劇的に変わる！ 　（http://moneyzine.jp/article/detail/190865） 売買ルールの開発を行っているとついつい仕掛けルールにのみ着目しがちですが、それと同じくらい手... ...続きを読む

システムが突如不調に見舞われる。 そんな事態に陥った時にどのように対処をすべきか？実際にシステムが不調や大きなドローダウンに入ってからだとなかなか冷静に考えられないものです。普段から考えておくことが大切だと思います。 非常に興味深かったのが（決して他人事ではないという意味で）、剛腕システムトレーダー「ＫＫさん」のブログで公開されていたＫＫさんのシステムの資産曲線。 ドローダウンに関し... ...続きを読む

「知る人や、信じる人、応用する人が多くなるほど、その価値が増す」 この言葉、かの有名な一目均衡表の開発者、一目山人（いちもくさんじん）氏の言葉です。 これは、一目均衡表は使う人が増える程効果が高くなるという意味合いなのですが、これはテクニカル分析全般に当てはまることだと考えています。 僕がグランビルの法則を利用して戦略を開発したのも、グランビルの法則が世の中に広く浸透していて、... ...続きを読む

いつの間にか決まっていたブルベア大賞2009。 　>> http://www.tradersshop.com/bin/mainfrm?p=topics/bullbearaward09-10 今回大賞を受賞したのは「投資カレンダー2009」というつまらない結果ですが、 最終ノミネート作品も含め気になったのが、「行動ファイナンス 市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論 」。 なぜ行動... ...続きを読む

「システム取引の進化」というタイトルでひまわり証券のシステムトレード関連コラムの紹介です。 当コラムは日本を代表するチェリストである田中雅氏によって書かれています。 同時に田中氏は日本を代表するシステムトレーダーでもあり、1993年に米国で一年かけて競われたワールドカップ先物運用競技会で第3位に入賞しています。 さて、田中氏によるとシステムトレードは1980年代に第1世代からはじまり... ...続きを読む

行動ファイナンスに「損失回避バイアス」という人間の心理特性があります。 これは「人間は同額の利益よりも同額の損失に心理的負荷を感じる」というものです。 このバイアスを証明する有名なテストとして以下があります。 ぜひやってみてください。 ＜質問＞両方持っている場合、あなたなら、どちらの株を売りますか？ 　（１）８００円で買って現在１０００円の株 　... ...続きを読む

トレーダーズショップ恒例の「マーケットの魔術師相関図」の2011年版が公開されていましたので、紹介したいと思います。なお、約右半分弱がシステムトレード関連の書籍になっています。 ちなみにこの相関図は単純にマーケットの魔術師（投資の巨匠）達の関係性を現わしたものなので、一見「おーすげー」と思うのですが、ここから何か有益な情報を読み取れるようなものではないです（汗） ただ、この図の左... ...続きを読む

個人投資家の陥るバイアスとして「損失回避バイアス」は当サイトでも何度か紹介していますが、今回はマネージンの連載で紹介されていた「確証バイアス」について紹介したいと思います。 参考：だからあなたは負けるのです・・・独りよがりな株式投資に陥る心理 　　　>> http://moneyzine.jp/article/detail/189884 ここから----------------- 確証... ...続きを読む

マネージンに私の連載第5弾が連載されました。 今回のテーマは チャートに存在し続ける特徴を探せ！将来も有効なルールは明確な根拠がある （http://moneyzine.jp/article/detail/190106） です。 最近の相場は過去に通用したルールが通用しにくい相場になっているといわれますが、それでも相場の根底に存在する特徴はいまだに存在しますし、これからも存在し続けると思ってい... ...続きを読む

今さらながら、土屋賢三 氏のDVD「 システムトレードセミナー（理論編） 」を見ました。 土屋氏は剛腕専業トレーダーのＫＫさんも絶賛されているシステムトレーダーで、日米の銀行、投資顧問、ヘッジファンドで活躍するという華々しい経歴の持ち主のシステムトレーダーです。 システムトレードというと、テクニカル分析によるパターンマッチングが主流となっていますが、土屋さんの手法は「マルチファク... ...続きを読む

システムトレードでは、裁量を排除した運用こそ最大の難関だと確信していますが、この難関を克服するための一つの方法として「確率的思考法」を習得することが重要だと感じています。 確率的思考法に基づいてトレードをマクロ、ミクロの視点で見ると以下のことが言えます。 統計的に優位性を持つルールは、継続することではじめて優位性が生まれるものであって、１つ１つの売買の事象は不確実で、勝ち負けはラ... ...続きを読む

「知る人や、信じる人、応用する人が多くなるほど、その価値が増す」 この言葉、かの有名な一目均衡表の開発者、一目山人（いちもくさんじん）氏の言葉です。 これは、一目均衡表は使う人が増える程効果が高くなるという意味合いなのですが、これはテクニカル分析全般に当てはまることだと考えています。 僕がグランビルの法則を利用して戦略を開発したのも、グランビルの法則が世の中に広く浸透していて、信じる人が多く、今後... ...続きを読む

ひまわり証券の「田中雅」氏のコラムに興味深い記事がありましたので、紹介したいと思います。 （田中氏はオランダ放送協会オーケストラの第一ソロチェリストであると同時に、在欧州大手商社や銀行等、数社のコンサルタントとして通貨システム運用の顧問も勤める凄腕トレーダーです。） 原文はこちら >> 間奏曲（3）：売買ストップの原型を捜し求めて http:/... ...続きを読む