菅義偉首相が看板に掲げる携帯電話料金の引き下げに向けて、政府は携帯大手に主力ブランドの値下げを求めるようです。武田良太総務相は20日の閣議後の記者会見で「メインブランドでは全く新プランが発表されていない。これが問題だ」と述べ、まずサブブランドの値下げを進める大手に改めて圧力をかけた形で、各社の次の対応が焦点となりそうです。　「政権の求めに応じ値下げプランを示したばかりなのに。第2弾の値下げ圧力は想定よりかなり早... ...続きを読む

フランスのボージョレ地区で醸造したワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の発売は19日、解禁日となりました。酒類大手は新型コロナウイルスの流行を背景に外食向けの需要減を想定し、前年より輸入量を約2割減らしましたが、各社はビーガン（完全菜食主義者）に対応したタイプなど多様な商品を用意し、巣ごもり消費を取り込む狙いがあるようです。　ボージョレ・ヌーボーは輸出先の半数を日本が占めており、2019年は41万ケース（750... ...続きを読む

日本経済新聞社は18日、日経平均株価の構成銘柄からNTTドコモを除外し、シャープを補充すると発表したそうです。親会社のＮＴＴが完全子会社化を目指したTOB（株式公開買い付け）で、将来NTTドコモは上場廃止の可能性が極めて高いと判断し、除外を決めたようです。　12月2日に入れ替え、シャープのみなし額面は50円だそうです。　日経株価指数300、日経500種平均株価、日経平均内需株50指数も12月2日付でNTTドコモ... ...続きを読む

ソフトバンクグループ（SBG）の孫正義会長兼社長は、講演会で「最悪のケースに備え現金を積み上げている」と述べ、SBGがすでに約800億ドル（約8兆3000億円）の現金を手元に確保したと明らかにしたそうです。　孫氏は米紙ニューヨーク・タイムズのオンライン講演会に登壇し、新型コロナウイルスについて「今後2～3カ月は大きな状況悪化が起こりうる」との認識を示したそうです。ワクチン開発の進捗を受け「長期的には楽観視してい... ...続きを読む

学研ホールディングス子会社の学研プラスは、ダイヤモンド・ビッグ社から海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」の事業を取得するそうです。学研ではグローバル化を進めており、出版事業だけでなく、英会話事業などグループ内での相乗効果を見込むようです。　買収金額などは非開示で、2021年1月1日に学研プラスが今後新設する子会社が、地球の歩き方を中核とするダイヤモンド・ビッグ社の出版事業とインバウンド事業を継承するとのことです... ...続きを読む

ＮＴＴによるＮＴＴドコモの完全子会社化に向けた株式公開買い付け（ＴＯＢ）が16日、終了したそうです。ＮＴＴは17日にも結果を公表し、ＴＯＢに応じなかった株主からの買い取りなど全株取得のための手続きに入るそうです。ドコモはＮＴＴとの一体化による財務基盤の強化も生かして、菅政権が求める携帯電話料金の引き下げに対応し、12月にもプランを発表する方針のようです。　ＮＴＴはＴＯＢ開始直前の９月29日時点でドコモの株式の6... ...続きを読む

名古屋のJRゲートタワーのユニクロ名古屋店で、13日から人気ファッションデザイナーとのコラボ商品が発売となりましたが、客が殺到し店内が一時パニック状態になったそうです。　服をはぎ取られ2つに折られたマネキンや、床にはガラスが散乱したそうです。　東海地方最大級という広い店内は、人ですし詰め状態になり、頭の上にかごを掲げないといられないほど「密」な状態になっていたそうです。世界的ファッションデザイナーのジル・サンダ... ...続きを読む

在京民放5社の2020年9月中間決算が12日出そろい、コロナ禍による広告減で売上高は5社とも大幅に減り、テレビ東京ホールディングス（HD）以外の4社が減益か赤字だったそうです。　日本テレビHDは、売上高が前年同期比16.8%減の1744億円、純損益が56億円の赤字（前年同期は136億円の黒字）だったそうです。スポーツクラブ事業が不振だったようです。　フジ・メディアHDは売上高が22.0%減の2468億円、純利益... ...続きを読む

新興家電メーカーのバルミューダについて、東京証券取引所が11月11日に上場を承認し、12月16日に東証マザーズに上場することが決まったそうです。同社は、高機能でデザイン性の高いトースターなどで知られており、新株発行のほか、創業者の寺尾玄社長が持ち株を売り出そうですす。上場で得る資金で開発体制をさらに整え、海外展開などを強化するようです。　新規上場に伴い123万5千株を発行するほか、寺尾社長が20万株を売り出すそ... ...続きを読む

東京証券取引所は11日、電子楽器大手ローランドの再上場を承認し、想定仮条件の平均価格3260円で計算すると上場時の時価総額は891億円となるそうです。公開価格は今後決めますが、2020年の新規株式公開（IPO）では、雪国まいたけ（約876億円）を超えて最大となる可能性がありそうです。上場市場が1部か2部か未定で、上場予定日は12月16日だそうです。　ローランドは2013年3月期まで4期連続で最終赤字となり抜本的... ...続きを読む

ディー・エヌ・エー（DeNA）が10日発表した2020年4～9月期の連結決算（国際会計基準）は、純利益が前年同期比4倍の191億円で、主力のスマートフォン向けゲーム事業が伸び、新型コロナウイルスの影響で落ち込むスポーツ事業の赤字を補ったそうです。SHOWROOMの保有株式の売却益78億円も利益を押し上げたそうです。　売上高は5%増の687億円、営業利益は4.1倍の209億円で、ゲーム事業の部門利益は60%増の1... ...続きを読む

ハム大手4社の2020年9月中間連結決算が10日出そろい、伊藤ハム米久ホールディングス（HD）とプリマハムの純利益が中間期として過去最高を更新したそうです。新型コロナウイルス感染拡大による外食控えから、利益率の高い家庭用食材の売れ行きが好調で、外食向け販売の不振を補ったようです。　伊藤ハム米久HDは、ピザやハンバーグなどの調理加工食品が好調だったそうです。　プリマハムは主力ウインナー「香薫」などがよく売れたそう... ...続きを読む

大手自動車メーカーの業績が、中国と米国の回復が早かったことから、想定を上回って改善しているようです。9日までに日産自動車をのぞく主要6社が2020年9月中間決算を発表し、うち3社が21年3月期の業績予想を上方修正したそうです。ただ、新型コロナウイルスの感染が再拡大する地域もあり、先行きは見通せないようです。　販売台数でみると、世界最大市場の中国では4月以降、前年同月超えを続けており、政府による新車購入補助策など... ...続きを読む

りそなホールディングス（HD）は、株式の51%を持つ関西みらいフィナンシャルグループ（FG）を完全子会社化する方針を固めたようです。公開買い付け（TOB）などで全株式を取得する意向であり、約20%を持つ三井住友FGも応じる見込みで、関西みらいFGは上場廃止となるようです。　2020年9月中間決算とあわせ、10日に発表する見通しのようです。親会社と子会社がともに株式市場に上場している「親子上場」を解消し、意思決定... ...続きを読む

楽天の三木谷浩史会長兼社長（５５）は某紙のインタビューで、携帯電話料金について、「正直言って、下げる余地はまだある」と述べたそうです。４月に携帯電話事業に本格参入した楽天の料金水準は、すでにＮＴＴドコモなど大手３社の半額以下ですが、さらなる引き下げに意欲を示したようです。　携帯料金の改革を看板政策に掲げる菅首相の就任後、三木谷氏が料金値下げに言及したのは初めてで、今月には、新規契約時の事務手数料を無料にしており... ...続きを読む

読売新聞グループ本社は、よみうりランドに対し、株式公開買い付け（ＴＯＢ）を実施すると発表したそうです。発行済みの全株式を取得し、完全子会社化することを目指すそうです。両社が手がけているスポーツやエンターテインメント事業で相乗効果を発揮し、企業価値を高める狙いがあるようです。　１株あたりの買い付け価格は、６日の終値（4800円）よりも26％高い6050円で、買い付け総額は最大で約389億円となるそうです。買い付け... ...続きを読む

イオングループは、米国発祥の大型セール「ブラックフライデー」を20～29日に開くそうです。来店客の「密」を防ぐため期間を昨年の倍にするほか、イオンモールではセールに先駆ける形でネットでの生配信「ライブコマース」も初めて実施するそうです。新型コロナウイル禍で混雑を避けながら消費意欲を喚起する狙いがあるようです。　イオンのブラックフライデーは今年で5年目で、イオンモールは全国の140施設で実施するそうです。セールに... ...続きを読む

ＮＴＴドコモは、第５世代（５Ｇ）移動通信システムについて、超高速の通信サービスが利用できるエリアを、令和４年度末までに人口カバー率70％に拡大すると発表したそうです。エリアを構築するための通信基地局の整備には令和元～５年度に計１兆円、６年度以降も年数千億円規模を投じ、５Ｇの普及拡大を急ぐようです。　ドコモは５Ｇ基地局の展開について、これまで令和３年度末までに２万局（人口カバー率55％）との目標を示していましたが... ...続きを読む

ミンカブ・ジ・インフォノイドが4日発表した2020年4～9月期の連結決算は純利益が1億3100万円で、連結決算への移行で単純比較できませんが、前年同期の単体の税引き利益と比べ51%増えたそうです。地方銀行や保険会社などに金融情報を有料配信する事業が伸びたようです。　売上高は17億円と前年同期の単体売上高より60%増だったそうです。広告収入は微減しましたが、サブスクリプション（継続課金）の収入が2倍超になり、全体... ...続きを読む

「餃子（ギョーザ）の王将」を展開する王将フードサービスが4日発表した10月の既存店売上高は62億7500万円で、1967年の創業以来、10月の売上高として過去最高を更新したそうです。コロナ禍で2020年9月中間決算は減収減益となりましたが、夏以降は回復傾向にあるとのことです。　特に好調なのは持ち帰りや宅配といった「中食」のサービスで、前年同月と比べて売り上げが4割増えたそうです。在宅勤務の広まりに加えて、「ラー... ...続きを読む