ユリウスさんのブログ

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最近書いたブログ

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    語源の快楽(18)-岡目八目の「岡」

     かつて翔年が勤めていた会社の同期会が昨日あった。その集まりを利用して、夜までの間、囲碁好きの仲間9名が碁を打った。大半は初段から三段ぐらい、同期といっても会社勤めの時はお互いに打つ時間が取れなくて、初手合わせが多かったようだった。  ゲームが終了し、感想戦に移り、「ああだ、こうだ」と横で見ていた観戦者も口を出す。こういうとき、よく使われる常套句が「岡目八目」。われわれアマチュアは大抵の場合、岡目八目だ。「岡... ...続きを読む

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    通信速度の比較-CATVと光ファイバー

     翔年は自宅ではCATV回線でインターネットを楽しんでいる。また、この五月から、いきいき塾のある京都府南丹市が光回線を敷設し、TVとインターネットのサービスを開始したので早速これに加入した。  世間では経済格差議論がやかましいが、実際の原因は情報格差や知識の格差(あんまり言いたくないが)に起因していることも多いと思っているので、片田舎の南丹市がその格差是正を目指して、光回線を全市に敷設し情報インフラを高めたのは... ...続きを読む

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    新エッセー岡部塾(3)-合評・指導

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     昨日は「新エッセー岡部塾」の第3回目。最初の提出作品の合評、指導の日だった。初めての合評ということで興味津々。  あらかじめ講師から、合評では読者としての感想を述べること、発言に際しては、作品の内容、意味などは作者のもの(主観)だから批判しない、批評するのは「言葉」で表現されたことがよく伝わったかどうかであるとガイダンスがあった。また、講師は生徒の作品が新聞に投稿されたもの(一般読者)と仮定して指導するとい... ...続きを読む

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    二つのバイオ燃料-由々しき問題

     この2月に沖縄の宮古島に行ったとき、バイオエタノール燃料に2種類あって、宮古島は環境省が推す「E3」を販売中だけど、石油連盟が別のバイオエタノール燃料を推進しているので、宮古島でサトウキビの搾りかすからつくる「E3」の普及が危ぶまれているという報道に接した。その時は宮古島特有の問題かと思っていたが、大きな認識間違いだった。  今日の読売夕刊に「バイオ燃料ナニワの陣」、「環境省・府『E3』をテコ入れ」、「石油... ...続きを読む

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    日中共同声明を読み解く

     福田康夫首相と胡錦濤・中国国家主席は7日午前に会談し、両国がアジアと世界の平和 と安定、発展のため「戦略的互恵関係」を推進していくとする日中共同声明を発表した。  共同声明では、「日中関係が両国のいずれにとっても最も重要な二国間関係のひとつであり、今や日中両国がアジア太平洋地域および世界の平和、安定、発展に対し大きな影響力を有し、厳粛な責任を負っているとの認識で一致した」としするて、5つの柱を掲げているが、本... ...続きを読む

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    マウス操作をキーボードで効率的に

     パソコンはハードが進化して早くなれば、直ぐにソフトがそれに輪をかけて重くなるので、サクサク感がなかなか得られない。そのために「WindowsXP、究極の快適設定」などと銘うってパソコンをサクサク動くようにする方法が本や雑誌にいくつか紹介されている。それは機械のチューニングに相当する事なので、やればやるほどパフォーマンスが向上し快適になるのは間違いない。だけど、翔年はもう一つ、大切な視点があると思う。それは人間... ...続きを読む

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    高槻ジャズストリート

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     第10回高槻ジャズストリートが連休の3日、4日に行われた。例年の通り、ボランティアの高槻ジャズストリート実行委員会が主催し、市内の47会場で二日間にわたり朝からジャズのドラムの音が響き渡った。  今年はあんまり時間がとれなくて、たくさんの会場に足を運ぶ事が出来なかったのは残念。 ゆっくり聞いたのは現代劇場大ホールの第二部 ○ TOKU+小沼ようすけスペシャルユニット TOKU(Vo,flh)... ...続きを読む

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    偉人の奇癖,奇行

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     ジェイコブスの「驚異の百科事典男」を読んでいたら、立て続けに偉人の奇癖、奇行が出てきた。  一つは第二代目のアメリカ大統領ジョン・アダムズの晩年の日常生活。「ブリタニカ」にこんな記述があるそうです。 「晩年のアダムズは「毎朝、朝食に強いりんご酒をジョッキ一杯のみ」、「自分の便の大きさを見て喜んだ」。  ジェイコブスは「自分の便の大きさをみて喜んだとはいったいどういうことだろう? どう受け止めてよいか、僕には... ...続きを読む

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    新エッセー岡部塾

     第二回目のエッセー教室に出席した。「文の構造」や「文の構成表(設計図)」のチャートを講師が示しながら、具体的なエッセーを例に文章の基本について学ぶ。  それから宿題の「私が一番○○だったこと」という内容の作品を15名の生徒が全員提出した。次回と次々回に分けて全作品についての合評と先生の講評や指導が予定されている。  提出された生徒のエッセーのタイトル。 1 悩みの種 2 面白かった入院生活 3 きょうちゃん... ...続きを読む

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    エッセイ孝

     不思議なことがおこるものだ。「新エッセイ岡部塾」を受講しはじめてから、本を読んでいたらエッセーという言葉にやたら反応するし、友達の面白い話を聞いているときにはエッセイのネタになりそうやなと思ったり、前に書いたBlogネタでエッセイになりそうなものがふぃっと脳裏に浮かんだりするようになった。  今読んでいるA・J・ジェイコブス著「驚異の百科事典男」の中に、にエッセイという言葉は1580年、フランス人のモンテー... ...続きを読む

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    二足のわらじ-俳句と微生物研究の飴山實

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     玉川和正氏(たまさん)のライフワーク「人生のセームスケール」(略して「人セム」)に、時々人物のリクエストをしてバイボ(Biographic Box)に納めてもらっている。  先ごろ、俳句で高名な飴山實氏が日本を代表する微生物学者であることを知って、人セムにリクエストした。ところが、リクエストの後、氏の学者としての情報を集めようとしましたが、あんまり見つけることが出来ませんでした。俳句の業績に比べてあまりにも... ...続きを読む

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    新エッセー 岡部塾

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     丘辺渉(ペンネーム)氏の「新エッセー岡部塾」を受講することになった。本日から9月末までの12回の講座。講師はペンネームも実名も存じ上げない方、生徒は15名、因みに男性は26歳の青年と翔年の二人。  読者のみなさんから「いまさらエッセーの勉強とはなんやねん」といわれるかも知れない。ただ、正直に白状すれば、Blogを4年半かいてきて、何かしら書き手として不足するものを感じたからです。それが何なのか、はっき... ...続きを読む

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    いきいき塾の春の花

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     昨日、いきいき塾へ行ったついでに、庭に咲く春の花をデジカメでとってきた。 しだれざくら 、   つぼみふくらむ  大阪の桜は満開なのに、京都の丹波(南丹市)の山間部では、まだつぼみが膨らみはじめたばかり、見ごろまでまだ10日はかかりそうな感じだった。 見る人もなき山里のさくら花ほかの散りなん後に咲かまし    伊勢姫 白木蓮 純白で、香気あり、咲きそめの白さは清浄ですね。植物学的には白... ...続きを読む

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    遺伝子が惜しい? 欲しい??

     最近、中年のある女性グループでこんなことが話題になったと耳にした。グループの従兄弟にあたる方が天才なんだという話。どれぐらい天才かというと、三歳頃には身の回りにある英語やローマ字で書かれたものは何でも意味が理解できたという凄い早熟ぶり。また、音楽的センスもすばらしく、ピアノを習うとすぐに相当のレベルで弾けるようになったし、長じてフランスに留学してからは、学ぶだけでなく、フランス語で講義できるのだそうだ。これだ... ...続きを読む

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    健康指導(メタボ検診)などの基準値に問題はないか?

     まず、毎日新聞 2008年3月29日 東京夕刊の記事を引用します。 LDLコレステロール:本当に悪玉? 少な過ぎると死亡率上昇--メタボ基準の一つ  脳卒中や心筋梗塞(こうそく)の発症の危険性を高める「悪玉」とされるLDLコレステロールは、低いほど死亡率が高まることが、大櫛陽一・東海大教授(医療統計学)らの疫学調査で分かった。LDL値の高さは、4月から始まる特定健診・保健指導(メタボ健診)でも、メタボか否かを... ...続きを読む

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    自治体火だるま?

     この間から、マスコミは東京都議会が経営難に陥っている「新銀行東京」を支援するかどうかで、大分騒いでいたが、漸く支援する方向(400億円)でひとまず決着がついたようだ。大阪はもっともっと大変な「ワールドトレーディングセンター(WTC)」など自治体の根底を揺るがす大きな問題を抱えた企業群がたくさんある。市民は薄々分かっている。  ちょうどおあつらえ向きに、「日経ビジネス」(3.31)に『自治体が火だるま「50社... ...続きを読む

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    船上ピアノ・コンサート-平原誠之

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     「もっと文化を! 市民の会」代表E氏のご縁で平原誠之のピアノを聴く機会が増えた。今回のコンサートは「ミュージック・グルメ船、コンチェルト」ということで、音楽を聴くのに食事をしたり、船に乗ったりすることもないのだが、そういう企画だからしかたがない。神戸のモザイク前から「コンチェルト」に乗った。  曲目は 1 宗教的幻想曲「おぉ神よ、我に力を与えたまえ~魂~」ニ短調 作曲:平原誠之 2 阪神・淡路大震災記念曲... ...続きを読む

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    読売こころ塾-ゲストは新井 満氏

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     昨日、山折哲雄先生の「読売こころ塾」が大阪市中央区にある大槻能楽堂でありました。ゲストは「千の風になって」の作曲者であり、詩の翻訳者でもある新井満氏。この塾は出席するたびに何か気持ちが豊かになるというか、心が慰められるというか、何かしら心にいい影響を与えてくれます。  ここまで書いてきて、やっぱり「千の風になって」の歌詞は書いておかなければならないと思い、念のため新井氏のウェブサイトに行くと、下記の注意書... ...続きを読む

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    風俗繁栄率

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     タイトルから吉原や北新地の話と思われた方はごめんなさい。昔の茶屋の話です。江戸時代には「茶屋文化」とよんでいい商売が繁昌していた。意味が分からない川柳などは、「茶屋」の実態が分かってはじめて、川柳の意味が納得できるものがある。  具体的には 事例1  水茶屋の娘の顔でくだす腹 茶を五、六十杯飲んで手を握り  お江戸には料理茶屋、色茶屋、出会い茶屋、待合茶屋など、風俗店がたくさんあったが、それに対して水茶屋... ...続きを読む

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    ドイツの豆棋士がいきいき塾に

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     一週間前のこと、ドイツから豆棋士の一家がいきいき塾にきた。年齢は1歳8ヶ月。碁盤の前に正座し「お願いします」と頭を下げてやると、彼は頭をさげることができる。「ホシ、星」と言えば嬉しそうにして、碁盤の星の位置に石を置く。5,6個の石を碁盤に置き終わると、ドイツ語で「おしまい!」と言って、石を碁笥に戻す。できる芸はこれだけですが、板についた芸は何とも可愛い。東京、名古屋、大阪と行く先々で可愛がられたそうで、両親... ...続きを読む