TAROSSAさんのブログ

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楽天三木谷会長が携帯事業開始時は「念には念」を入れ規模を限定

楽天は、10月1日から始める携帯電話事業について、開始時の利用者数などを制限すると明らかにしたそうです。
同社はクラウドを使った「仮想化」と呼ぶ新技術を世界で初めて通信ネットワークに全面採用しており、サービスの安定的な運営を優先するようです。
本格的なサービスの開始時期は不透明で、期待される携帯市場での価格競争も先送りになる可能性がありそうです。

2019年1~6月期の決算会見で、三木谷浩史会長兼社長が「サービスは段階的に広げていく。第1弾では(利用者や機能を限定した)スモールローンチで開始する」と話し、人数や制限方法は9月までに詰めるそうです。
第2弾については、11~12月にネットでの申し込みを全面的に開始し、その後、実店舗での取り扱いを始める予定だそうです。

クラウド技術を全面採用した通信ネットワークの運用は楽天が世界で初めてとなり、サービス運用時に想定外の障害が生じる可能性もあり、利用者を限定することでリスクを軽減するようです。
三木谷会長は「社内の実証実験では問題はないが、新しいネットワークなので、念には念を入れて取り組む必要がある」と述べたそうです。

一方、「東京五輪を控えて工事費が高騰している。基地局の整備に影響が出ていることも背景にあるのではないか」(MM総研の横田英明常務)との見方も広がっていますが、三木谷会長は会見で「基地局の整備は10月には完全に間に合う」と否定したそうです。

携帯業界では楽天の新規参入で価格競争が起きると期待されていましたが、楽天がサービス利用者を限定すると、NTTドコモなど通信大手各社からの顧客流出も起こりにくくなり、携帯料金の値下げが進まない可能性もありそうです。

三木谷会長は料金プランに関しては「まだ申し上げられない。競合に手の内を見せるのは良くない」と述べるにとどめ、米アップルのiPhoneの新機種を取り扱うかについては「ノーコメントだ」と話したそうです。

楽天は孫さんのようにかき回すのかと思っていましたが、そうでもなさそうですね。
サービス当初は何が起きるかわからないので、この楽天の方針は無難なのかもしれませんね。

4755:1,037円、 9437:2,578.5円
2件のコメントがあります
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    yoc1234さん
    2019/8/9 08:04
    おはようございます。

    怖いでしょうね。

    失敗してもいいからやってるんでしょう。
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    こんにちは。

    三木谷さんのやり方は、孫さんとは違うと思います。

    他に事業とのバランスも考えながらやっていくのでしょう。

    マーケットの伸びしろはそう多くなさそうですから。
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