電通が純利益予想を6割減に下方修正の一方自社株買い300億円

TAROSSAさん
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電通は7日、2019年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比60%減の358億円になる見通しだと発表し、従来予想を256億円下方修正し、減益幅が拡大するそうです。
国内の成長率が想定に届かず、中国やオーストラリアの不振も響いたようです。
株主還元を強化するため、最大300億円の自社株買いも発表したそうです。

売上高に相当する収益は4%増の1兆544億円と、435億円下方修正したそうです。
違法残業事件を受けて2017~18年に集中的に働き方改革に取り組んでおり、「19年は成長軌道に乗った新しい電通を見せようと、トップラインを過大に高くしていた」(曽我有信取締役)とのことです。

自社株買いは、発行済み株式の4.25%(自社株除く)にあたる最大1200万株を8日から買い付けるそうです。
株主還元の強化とともに、資本効率を高めるねらいのようです。

同日発表した1~6月期の連結決算は、最終損益が12億円の赤字(前年同期は107億円の黒字)、収益が3%増の4970億円だったそうです。

働き方改革をしたからこそ、利益に結びついていないんでしょうかね。
まだ企業体質が変わっていないのか、変わったからこそこうなったのか、どうなんでしょうね。

4324:3,435円
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