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NY市場は漸く景気の減速を織り込み始めたか
[22日 ロイター]
22日の米債券市場で3カ月物財務省短期証券(Tビル)と10年債の利回りが2007年以来約12年ぶりに逆転した。
製造業統計が予想を下回る中、景気の減速が意識されている。
長短金利の逆転は景気後退(リセッション)入りの兆候ともみられる。
午前の取引で3カ月物TB利回りは2.4552%。10年債利回りは2.4319%。
BMOキャピタルマーケッツ(ニューヨーク)の米国金利ストラテジスト
ジョンヒル氏は「米連邦準備理事会のハト派姿勢や世界経済への懸念を背景に
市場は今後10年の平均金利が足元の水準を下回ると予想している」と指摘した。
さらに、FRBの経済モデルによると向こう1年の景気後退確率は35%程度にとどまっているが、向こう2年の確率はかなり高まっているとした上で、現在の景気局面が終了するのは時間の問題で、今後はFRBの政策対応が景気後退の後ずれや緩和に繋がるかが焦点になると述べた。
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欧州株式市場もドイツ、フランスの冴えない経済指標などで反落。
英国のEU離脱問題は今更という気もしますが
売り崩す材料としては充分でしょう。
一方、北の問題は騒ぎ立てるほどのことではないと考えていますが
こちらも売り材料に使われる可能性があるので要注意だと思います。
お蔭で来週の東京市場は、高利回りの銘柄が思いの外安く買えるかも知れません。