第2回「投資の適性」(株式投資に欠かせない資質)
貴方は投資家として自分の強み・弱みを知っていますか?
たまには株に向かない人物像でも思い浮かべながら自分を見つめ直すことも大事だと思います。
例えばトレードが不調な時などに、もしかすると意外な「気付き」に出会えるかも知れません。
【株式投資に向かない人】
<タイプ①>お人好し、素直な人、人情味溢れる人、優し過ぎる人、単純な人
いい人だけに他人を騙すことは出来ないが逆に騙され易い。 相場のカモになり易い
つまり悪人の方が投資に向いているのかも知れません。(ヘッジF もそうですね)
<タイプ②>思い込みの激しい人、熱くなりやすい人、楽観的な人、未練がましい人
含み損を抱え、とことん泥沼に嵌る自滅型。 自縄自縛に要注意
<タイプ③>くよくよする人、決断が遅い人、依存心の強い人、諦めが早い人、意志の弱い人
売買のタイミングを誤り易い。失敗を引き摺りチャンスを逃すことが多い。
強気と弱気がチグハグになりスランプに陥り易い。経験不足(相場のカモになり易い)
<タイプ④>政治・経済に無関心な人、努力や勉強をしない人、計画性のない人
同じ失敗を何度も繰り返す人、集中力に欠ける人
向き不向き以前の問題。無免許運転と同じなので投資は危険!顔を洗って出直すこと!
<タイプ⑤>金銭感覚に欠ける人、一攫千金や一発逆転を狙いたがる人、自信過剰の人
ただのギャンブル好き。家も土地も全て失い路頭に迷う。 全ての投資に手出し無用!
<警告!>タイプ④タイプ⑤は「老後は一人暮らしか牢屋暮らしの何れかでしょう」の典型
以下に株式投資に向かないタイプの具体的なイメージをお示しします。
思い込みの激しい人
(通路際のパチンコ台は出易いと思い込んでいる人、銘柄に惚れ込む人、H.Nに銘柄名を使う人)
熱くなりやすい人
(ミスショットをしてクラブを地面に叩き付ける人、損をした銘柄で取り返そうとする人)
楽観的な人
(無一文になるまで逆転の希望を持ち続ける人、資金が底を突いてもボロ株に最後の夢を託す人)
くよくよし易い人
(あのOBさえなかったら、あの時売っておけば良かった・・・などと何時までも悔やむ人)
決断が遅い人
(指値を何度も変える人、いざとなるとマウスをなかなかクリック出来ない人)
欲張りな人
(勝っているところで止められない人、しばしば利確のタイミングを間違える人)
諦めが早い人
(欲の無い人、あっさりし過ぎてる人、まだこれからという時に売ってしまう人)
意志の弱い人
(一人で決断出来ない人、売買のタイミングを間違え易い人、株の塩漬けが得意な人)
計画性の無い人
(行き当たりばったりの人、衝動買いをして失敗する人)
→ ここから先の項目に該当する人は株式投資手出し無用!
努力(勉強)するのが嫌な人
(投資に限らず何をやっても無駄)
政治・経済に無関心な人
(ルールを知らないままゲームや賭け事をする人、無免許運転と同じなので投資厳禁)
同じ失敗を何度も繰り返す人
(懲りない人、学習能力が無い人、投資は止めた方がいい!)
金銭感覚に欠ける人
(ギャンブルで無一文になった時銀行のATMに駆け込む人、生活費を投資に流用する人)
借金をするのが平気な人(金銭感覚ゼロの人)
(ギャンブルで無一文になった時消費者金融のATMに駆け込む人、借金してまで株を買う人)
一攫千金を狙いたがる人
(ロト6やジャンボ宝くじに嵌っている人、最後はボロ株の大化けに全財産を託し敢えなく退場!)
一発逆転を狙いたがる人
(競馬や競輪の最終レースに祈る様な気持ちで全てを賭ける人、祈って儲かれば誰も苦労はしない)
因みに、素直な人や優しい人、人情味溢れる人など、いわゆる世間から見て「良い人」は
騙し合いが苦手であると同時に「思い入れ」という感情が投資行動の障害になり易いと思われます。
<まとめ:株式投資に欠かせない資質10ヵ条>
①目標管理と資金管理がきちんと出来る (資産運用の大前提)
②感情をコントロール出来る (トレードに思い込みや思い入れは禁物、常に冷静な判断が必要)
③努力や勉強を惜しまない (一に努力・二に勉強・三四も努力で五も勉強!運はプラスアルファ)
④目標管理と資金管理がきちんと出来る (資産運用の大前提)
⑤進化出来る (幾ら勉強しても学習能力や応用力がなければ成長しない)
⑥感情をコントロール出来る (トレードに思い込みや思い入れは禁物、常に冷静な判断が必要)
⑦思慮深く決断が早い (決断が早いだけでは意味が無く、決断に至るまでの思考速度が重要)
⑧経営者的な発想が出来る (トレーダーは経営者、常にロスを減らし利益を追求する姿勢が必要)
⑨ギャンブルしない (ギャンブル好きの人ほど退場者が多い)
⑩好奇心が旺盛(注意力に長ける)(新しい商品・技術・流行などに敏感なほどチャンスは多い)
