kabukabumanさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1769件目 / 全2194件次へ »
ブログ

ピヨトール1世を崇めるプーチは決して侵略の手を緩めない

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

ピヨトール1世はロシアをヨーロッパ列強の一員とし、スウェーデンからバルト海海域世界の覇権を奪取してバルト海交易ルートを確保。また黒海海域をロシアの影響下におくことを目標とした。これらを達成するために治世の半ばを大北方戦争に費やし、戦争遂行を容易にするため行政改革、海軍創設を断行。さらに貴族に国家奉仕の義務を負わせ、正教会を国家の管理下におき、帝国における全勢力を皇帝のもとに一元化した。

1721年11月2日には大北方戦争の勝利を記念し、元老院にインペラートルの称号を贈らせ、国家名称をロシア帝国に昇格させた。ロシアを東方の辺境国家から脱皮させたその功績は大きく、「ロシア史はすべてピョートルの改革に帰着し、そしてここから流れ出す」とも評される。(ウィキペディアより)

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////


ところでプーチが描くロシアとは西側でもなく東側でもない「ユーラシア連合」を作り

加盟国を事実上支配下に置くというもので

建て前は経済連合ですが本音がどうなのかは解かりません。


しかしウクライナとグルジアはロシア産天然資源のパイプラインが存在するにも関わらず

元々西寄りの立場をとっていたため、プーチにとっては極めて目障りな存在です。


つまりロシアにとってウクライナは欧州向けの天然ガスパイプラインが

グルジアはカスピ海産の原油パイプラインがそれぞれ通っており

地理的にも広く黒海に面する重要な位置にあることから

「ユーラシア連合」を実現し西側諸国を牽制する意味で

今後も両国とロシアの緊張状態は続くものと思われます。


結局マレーシア機撃墜事件がきっかけとなり開き直らざるを得なくなったプーチは

憧れているピヨトール1世の再来としてロシアに名を残す決断をしたのかも知れません。

そうなるとこの先、事あるごとに地政学リスクが蒸し返されるのは必定です。


因みに今日の日経平均は、GPIFの運用枠のうち

日本株のウェイトを20%以上に増やすというニュースが流れプラス引けにはなりましたが

既に運用枠は17%に達すると言われており、ビッグサプライズにはならなかった様に思います。


また明日は地合いが悪い中でのSQ算出日です。

NY市場が期待出来ないだけに、近々日経平均の15000円割れがあるかも知れませんが

あっても無くても長期目線なら、今の水準は買いで良いのではないかと考えています。

4件のコメントがあります
  • イメージ
    まりるんるんさん
    2014/8/8 00:30
    質問なのですが、15000円手前では積極的な買いが入っているように見えます。それを割り込む程の内容とは どのようなものに注意したら良いですか?(* ̄▽ ̄)
  • イメージ
    kabukabumanさん
    2014/8/8 01:16

    こんばんは!

    凄くマジな質問ですね (^_^;)タジタジ


    先ず僕が思うに

    GPIFが国内株式の運用比率を上げた為一時16000円を窺う展開になりました。

    でもそこから反落したのは理由はどうあれNY市場の下落が主な要因です。


    今日もそうですがNY市場はまだ調整から抜け出せていません。

    しかも一旦上がりかけていた金利が再び下がり始め

    日米金利差は開くどころか接近しています。

    http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates_us.html

    このままだと円相場は1㌦101円台に逆戻りすると思います。

    (もっと円高が進むかも知れません)


    しかも決算期待で踏ん張っていた日米市場ですが

    NYに関しては材料不足で、むしろ対ロシア問題で揺さぶられる可能性があると思います。


    ただ幸いなことにGPIFが日本株の運用ウェイトを引き上げるとしており

    20%なら日経平均を18000円まで、21%なら19000円と言う様に

    1%ウェイトを上げるだけで単純計算ですが1000円ずつ上昇させる資金力があります。

    ただ高値では決して買いませんから50%割り引いたとしても

    ウェイト上昇率20%の時日経平均17000円、22%で18000円くらいは

    期待出来るかも知れません(現在の運用比率が17%と仮定した場合です)


    なので15000円を割る可能性は、例えばダウがあと100ドルくらい下げて

    円相場が1ドル101円台になれば明日にでもあり得ると思います。

    でもそうなれば買いのリスクが低下する上に

    GPIFの援護射撃が望める以上、絶好の買い場になると思います。

    個人的には夏枯れ相場が逆に仕込み場になったと考えています。

    チャンス到来ですよ!まりるん! \(^o^)/


    目を見張るほどの結果


  • イメージ
    まりるんるんさん
    2014/8/8 01:26
    天才です❗株さん(*≧∀≦*)
    今夜は良い夢が見れそうです。
    ありがとうございました。
    買場到来まで注視しますね。
    おやすみなさい。( ̄▽ ̄ゞ-☆
  • イメージ
    kabukabumanさん
    2014/8/8 02:01

    褒め過ぎです!

    仮にGPIFが日本株の運用枠を22%(現状の17%+5%)にすると

    新たな投資資金は約6兆5千億円です。(GPIFの運用資産は130兆円なので)

    これだけの資金が一気に市場に流れ込めば

    日経平均株価は理論的に3000円程度跳ね上がるでしょう。


    ただ先ほども言った様にそんな馬鹿な買い方はしませんから

    実際は話半分で1500円くらいだと仮定して置きましょう。

    あとは20%なのか22%なのか、もし25%なら10兆円以上の資金が

    株式市場に注入されますから海外勢にとってもドえらいインパクトがあります。


    つまりGPIFの資金に群がるプラスアルファが大きいんですね。

    だから低く見積もっても20%で1000円、その後1%増すごとに1000円という

    値上がりは決して机上の空論とは言えないでしょう。


    但し個人的には20%を少しはオーバーする水準に期待しています。

    だいたいイメージ出来ましたか? (^^♪

    それではおやすみなさい m(_ _)m

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。