kabukabumanさんのブログ
日経平均暴落の軌跡(今日の下落率歴代10位・下落幅歴代2位)
国債金利の上昇に加え、中国の景気後退報道を受け後場は予想以上の急落でした。
というより売りの理由にされたと言っても良さそうです。
円を売って株高を演出し高く売り抜け、挙句の果てに先物売りでドスン!
ある程度予測は出来ましたが、それが何時どの程度の規模で起こるか分らないだけに
つくづく相場は難しいと思います。
ところで東証一部の出来高は場中で過去最高を更新し
下げ幅も1営業日としては歴代2位となりました。
ガス抜きどころか、これではまるでガス爆発ですね。
因みに過去の暴落事例ベスト10を調べてみました。(何の役にも立ちませんが)
今日の日経平均、下げ幅ではブラックマンデー以来の第2位ですが下落率でも第10位に相当します。
2013.5.23 日経平均株価前日比 下げ幅▲1143.28円 2位 下落率(▲7.31%) 10位
<日経平均株価1営業日下落率ベスト10>
1位 1987年10月20日 前日比▲3836.48円 1位 (▲14.9%) ブラックマンデー
2位 2008年10月16日 ▲1089.02円 3位 (▲11.4%) リーマンショック余波
3位 2011年 3月15日 ▲1015.34円 4位 (▲10.6%) 東日本大震災
4位 1953年 3月 5日 ▲ 37.81円 ー (▲10.0%) スターリンショック
5位 2008年10月10日 ▲ 881.1円 6位 (▲ 9.6%) リーマンショック余波
6位 2008年10月24日 ▲ 811.9円 7位 (▲ 9.6%) リーマンショック余波
7位 2008年10月 8日 ▲ 952.9円 5位 (▲ 9.4%) リーマンショック余波
8位 1970年 4月30日 ▲ 201.1円 ー (▲ 8.7%) IOSショック
9位 1971年 8月16日 ▲ 210.5円 ー (▲ 7.7%) ニクソンショック
10位 2013年5月23日 ▲1143.28円 2位 (▲ 7.3%) (表題未定)
こうしてみるとサブプライムショックが如何に深刻であったが良く解かりますが
今日の下落率が過去のベスト10に入るとは少々意外でした。
栄えあるベスト10となれば何かタイトルを付けたくなりますが
適当な言葉が見つからないので取り敢えず表題は未定としておきます。
ところで明日以降の相場予測ですが
まずNY市場はQE3問題もありそろそろ頭打ちではないかと勝手に想像しています。
次に欧州ですがユーロ圏の景気後退が止まらず各国の失業率は依然増え続けています。
これは中国経済の先行き不安の次にドスンの理由にされかねません。
ただ今回は暴落の原因が過去の事例(金融不安や政治不安)とは異質である上に
参院選挙を控え政治的にも株価の暴落は好ましくありません。
つまり明日はリバ狙いの好機でもありますが、金利の上昇が止まらないのが気掛かりですし
中でもアベノミクス相場を牽引して来た金融・不動産セクターは
もう一度一から出直しの可能性があり、うかつに手を出せない状況です。
また明日は週末ということもあり、突っ込み買いは充分様子を見極めてからが良さそうです。
個人的には、投げ売りの第2波があればそこはチャンスだと思いますが
判断に迷う様なら取り敢えず明日は様子見が賢明でしょうね。
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しかし大きな力が働くと個人投資家は遊ばれちゃいますね
明日は下落したとこリバ狙いはいいけどおっかないですね
ずんさん、初めまして。コメント有難うございます。
これだけ一気に下げると明日はスンナリ自律反発しそうですが
やはり今夜のNY次第でしょうね。
今のところダウ先は100ドル程度の下げなので
このまま行けば明日は寄り付きから平静を取り戻すかも知れませんが
リバ狙いの銘柄には注意しないといけません。
これまで主役を演じて来た金融・不動産はどれも買いたくなる水準ですが
債券市場が落ち着きを取り戻すまではハイリスクですし
バイオもかなり下げましたが、元々バブル傾向でしたから
デイトレでないと難しそうです。
ということで、今からいざ出陣に備えて銘柄を絞り込もうと思います。
取り敢えず外人が買戻したくなる様な優良株や材料株をピックアップして
後は状況に応じてinしてみようかと。
ずんさんも頑張って下さい! ◆\(・・)/◇