慶応義塾大学株式投資研究会SPECさんのブログ
ひさしぶり
こんばんは
最近日記を書いてなかったのですがまた書こうかなと思います
今は夏休みで部会はないので個人的な活動について書きます
僕は先週からある金融の勉強会に行っていて
今日はそこでの課題であるファンドの作成についてかんがえていたのですが
いくつか疑問に思ったので書こうと思います
1、決まったテーマに関連した銘柄に投資する投資信託がバリュー株に投資するのは矛盾するのではないか?
これはどういうことかといいますと
テーマに関連した銘柄に投資する投資信託というのは
新エネルギーなり新興国なりいろいろありますが
その分野の成長にかけています
成長にかけるので売るのは成長が終わったと思われる
時でおそらく株価は割高な状態が続きます
一方でバリュー株投資というのは
株価が割安なところで買い、
割高または標準に戻ったところで売ります
つまりある種のサヤ抜きです
つまりこの二つの投資方法はほぼ逆の投資手法
なのではないかと思います
じゃあしなければいいじゃないかという話になるのですが
そういう簡単な話でもありません
なぜならテーマに関連する投資信託をつくるとき
候補銘柄がたくさんあるので選抜しないといけません
このとき
いままでの成長のスピードがはやい割高株ばかりのポートフォリオ
と
その分野関連の割安株ばかりのポートフォリオ
だと後者のほうがいい気がしませんか?
という風にやはり安いものをいれたくなってしまうので
結局バリュー株をいれたくなってしまいます
しかし前述のとおりそれをしてしまうと自分のやってることが矛盾します
2、一つの投資信託をかったらどのくらい持ってもいいですか?
これは単純にたとえば太陽光発電などは
普及率が高くあり全発電に対する太陽光発電の割合が高くなるのは
十年は先の話になると思います(一生ならない可能性もありますが)
そういったときにたとえば最初の5年パフォーマンスが悪くても
持ち続けられますか?
十年以上あとに結果がでるであろうファンドに投資しますか?
ということに悩んでいる(2は悩みではないですが)のですがどうでしょうか?
読んでいただけたらコメントいただけるとありがたいです
慶応義塾大学株式投資研究会SPECさんへ
こんばんは。
自分は不勉強なので、また違った意見が有ると思いますが…
1に関して言うなら、そもそも投資分野が何によるかじゃないですかね。
テーマが旬で誰もが既に買っている様なものは、その時点で全体が既に割高ですよね。
逆にテーマが旬の状態でバリューなんて言うのは、その会社に問題が有るとしか思えないです。
テーマ自体、将来有望で誰も知らない様な穴場だったらまぁバリューなのかも知れませんが。
…果たして、この世の中に、そんなものが有るんですかね?
因みに割高な物を更に割高の状態になるまで寝かすって選択肢も有るとは思いますが。
…そうなって来るともはや投資信託って言うより売る為に(売却益を得るために)個別株を扱っているのと変わらない気がしますね。
(まぁ、これに関してはテーマ自体が元からバリュー株専門の投資信託って言うなら矛盾はしないでしょうが…)
2に関して言うならテーマが下手に有るなら売買時期は個別株と大して変わらない気がしますが。景気の動向や、そのテーマに関して綿密に売るタイミングを計る必要はあると思いますよ。
その辺りを考えると…
>>そういったときにたとえば最初の5年パフォーマンスが悪くても
>>持ち続けられますか?
つまるところ、その人の心理及び経済状態にもよるんじゃないでしょうか?
投資信託も買いっぱなしは有り得ないと思いますし、一つの投資信託に全ての持ち金をかけるって言うのは、その投資信託が失敗した時に全財産の目減りを意味しますから。
そうやって考えると投資信託のポートフォリオを組む必要が有るでしょう。
そこまで分かってやっている人なら持ち続ける事が出来る人もいるでしょうね。
(…ですが、そこまでわかって投資信託を運用出来ている人(個人)ってどれ位いるんでしょうね?自分は少数な気がしますが…(苦笑))
まぁこう言った意見の人間も居るって事で…
では、失礼します。
>DRAGONさん
コメントありがとうございます
1の投資分野によって割高かそうじゃないかはそのとおりだと思います
またおっしゃられるとおり
テーマ自体、将来有望で誰も知らない様な穴場に投資すればテーマにそったバリュー株に投資できるのでしょうがおそらくそうするといつそれが株式市場で評価されはじめるのはわからないので2の問題である何年も結果が出ないということがおきるのではないでしょうか?
なぜならご存じだとは思いますが株式は業績よりも先行して上昇することが多いのでバリュー株で買えるのは良い業績がでるだいぶ前になります。そうするとよっぽどうまくない限り株式市場でもてはやされるまでと買ったときにタイムラグがでてしまいその間はやはりパフォーマンスが悪くなると考えられるからです
2の問題も書かれている通りその人の状態によるとおもうのですが一般的な人はパフォーマンスが悪くても平均どのくらいは持ち続けるとお思いでしょうか?
投資信託のポートフォリオは面白い考えですね
僕個人は投資信託を買ったことがないので考えたこともありませんでした
そう考えると実際ファンドをつくっている方は自分のファンドが顧客の財産のどの程度をしめたほうがいいのかなども考えながらつくっているのでしょうか
(もちろん年齢などによって違うと思いますが)
興味があるので機会があれば聞いてみたいと思います