元祖SHINSHINさんのブログ
白州正子展
4/15(木)、日経新聞で目にした白州正子展・世田谷美術館まで行ってきた。
砧公園の隣にある世田谷美術館は、本年7月から来年にかけてリニューアルされるという。
行きたいと思う時に行かないと。
恐怖系ブログでは、またぞろHAARPが振幅を大きくしていると噂だが、
そういう恐怖感より、
ここで行かなければもう目にするチャンスがないという
切迫感の方が勝ったので決行。
それに、なにやら呼ばれているような気もした。
正子が紀行文にした神社仏閣より、
縁のある能面や神仏像、曼荼羅などが、
彼女の紀行文とともに展示されており面白い。
オイラが特に見たかったのは、
天川神社に納められている能面で、
父尉(チチジョウ)、阿古父尉(アコブジョウ)他、都合3点が出展されていた。
能についてはまるでわかっていないのだが、
これを機に正子が幼少のころからハマっていたという能への足掛かりにしたい。
能面というのは、とても神聖なものらしく、演者が面をつけた時に霊が宿るのだという。
それと、このあいだ京都に行った時に目にした
宇治平等院にある雲中菩薩像も1点あって、驚いた。
那智滝の画像も、なかなか迫力があってよろし。
他にも十一面観音像や修験道についても展示が豊富で、
彼女の文章も手伝って、ついぞ飽きることがなかった。
東北が被災している中で目にするこれら重要文化財をみていると、
正子と同じく日本全国、ひたすら歩いてみたいという衝動に、
より一層・無性に駆られる。
もしも東京近辺が被災することがなかったとしたら、
こうして世田谷美術館に集まってきた神仏の御加護なのかもしれないとも想う。
5/8まで開催されている。
あと数回は行きたい。
でも実は、もうそろそろあの世に帰っておいでという
メッセージだとしたら、
さよならですw
数回行きたいなんて、そんなに良かったですか?
きっと、呼ばれているにゃ~! オイデオイデ