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シンクグローバル5 -2008年の展望(前篇)-
2007年も今日を入れて残すところ、あと2日となりました。
今年の私自身の投資実績は、債権の収益を加えてなんとか目標(’最低でも年収の20%を投資活動で得る’)をクリアしましたが、株式売買単独では、投資資金に対して10数%の利益に止まり、とても満足できる結果ではありませんでした。
(企業で例えれば、連結では目標クリア、単体では未達といったところでしょうか。)
トレード自体を振り返ると、8,11月と例に洩れずサブプライムローン問題による株価下落の影響を大きく受ける結果となり、直後のリバウンドを狙った大勝負による善戦はあったものの、正直、’買い’を主体にした取引の限界を感じる1年でもありました。
さて、過ぎたことを振り返るのはこれくらいにして、来年(以降)の相場について考えたいと思います。
まず、日本株式市場ですが、以下の内容より、個々の銘柄は別にして暫らく停滞(日経平均株価は下落)すると考えています。
①アメリカ経済(市場)の減速
日本株式市場は、売買金額で約60%を占める外国人取引に依存するため、良くも悪くもその源泉であるところのアメリカ経済の影響を大きく受けます。先の日記で書いたように、アメリカ経済(市場)の減速は避けられないと考えているため、その影響をもろに受ける日本市場に期待は持てないと考えられます。
②経済オンチ政府の規制、法令改悪による景気減速
貸金業規制法(グレーゾーン金利禁止等これの改悪により、貸金業界はいうに及ばず、パチンコ等の遊技業界、はては電子部品業界の収益が悪化、中小企業の資金繰りにも大きな影響を与えた。)金融商品取引法(投資家保護の名のもとに改悪され、人件費等コスト増により金融業界の収益が悪化。)、建築基準法(建築確認の審査強化による住宅着工戸数の激減、工場、店舗着工の遅れによる収益機会の損失発生。)、証券優遇税制の見直し(冨俗層の市場離れ)等、規制、法令改悪により景気が減速すると考えられること。
③物価上昇による個人消費の低迷
原油、資源、食料価格の高騰による物価上昇により可処分所得が低下、個人が消費を控えると考えられること。
④①~③及び、海外企業との競争激化による企業収益の悪化
今までの貯金により、来年3月度の決算は総じて良いものになると考えられますが、既に収益悪化傾向が随所に見られます。よって、先の見込みを織り込む株式市場は、いち早く低迷すると考えられること。
⑤①~④を見越した投資家心理の悪化
要は、私のような考えの人が一杯出てくると思われること。(実は、これが一番大きいと考えています。)
よって、私は、日本市場での長期投資は避け、鞘取りによる短期利益の確保に専念したいと考えています。
長くなりましたので海外市場については、また後日、改めて書きたいと思います。
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確かに。。。私も外需の株が多いので
外貨売りで今年は何とかしのいだという感じです。
socialcolorさんが相場に残って収益を上げたことが一番よいことだったのではないかと思うんですよね。
みんかぶでは多くのマイナスを抱えている人をみることも
あるので。。。
>①アメリカ経済(市場)の減速
今の状況では、おそらく株は海外のおまけ市場な感じにとらえています。
>日本市場に期待は持てないと考えられます。
俺が外国人なら新興国買いの日本株売りになっちゃうかも。。
(笑)
>②経済オンチ政府の規制、法令改悪による景気減速
これ心配ですね。。。
政治はあまりいい方向にはむかってない気がします(^^ゞ
日本株マインドの低下もちょっと心配ですけど、
来年もがんばって行くしかないですね(^^ゞ
やっぱり今年はサブプライム問題で相場が大荒れでしたから、成績はなかなか上がりづらいですよね。でも、連結での目標クリアは素晴らしいと思いますよ。
来年の状況ですが、やっぱりアメリカの景気減速は避けられないでしょうし、これが一番の問題になりそうですね。ガソリン、灯油をはじめいろんなものが値上がりしていますから、個人消費は冷え込むでしょう。そうなるとおっしゃるとおり企業収益は厳しくなるでしょうし、投資家心理も冷え込むでしょう。まさにおっしゃることに同意します。
加えて、選挙があるでしょうから政局の混迷というマイナス要因がありますから、なかなか来年の日本市場に光明は射さないでしょうね。でも、愚痴ってばかりいても始まりませんから、そんな相場でも何とか利益をあげられるように頑張りたいものです。
いつもよく判るお話ありがとうございます。
私としては②が一番心配です。
今の政府は国富と反対の事ばかりしてますよねぇXX
当然消費も落ち込むでしょうし、お金の回りも悪くなる・・
上がっても下がっても利益を出す手法もありますが、やはり株は上がって何ぼですから^^
私も少しずつ新興国投資を始めたいと思います。
今年1年、大活躍でしたね。
>socialcolorさんが相場に残って収益を上げたことが一番よいことだったのではないかと思うんですよね。
みんかぶでは多くのマイナスを抱えている人をみることも
あるので。。。
私を含め、買い主体で利益を上げられる相場では、正直、なかったですね。私が利益を出せたのは、多少の経験の差とラッキーのなせる技だと思います。
そういう意味では、色々考えさせられる1年であったと思います。
>外貨売りで今年は何とかしのいだという感じです。
上記のこととダブりますが、今後、ヘッジ手法の拡大のために為替取引も学ばねばならないなーと思っています。
鉄砲長、ひとつレクチャーのほど、よろしくお願いします。
ヨッシーさん
>加えて、選挙があるでしょうから政局の混迷というマイナス要因がありますから、なかなか来年の日本市場に光明は射さないでしょうね。
うーん、確かにその辺りも大きな要素かも。(逆にプラスに働いたりして。)とにもかくにも、来年の日本市場でのトレードは、細心の注意が必要ですよね。
Tanpanさん
毎度です。今年1年ありがとうございました。
>上がっても下がっても利益を出す手法もありますが、やはり株は上がって何ぼですから^^
そうなんですよ。やはり利益を出すなら、上がった株を売って出したいですよね。(そんなことを言ってるから、お前は甘いと、よく言われます。)
まー、この性格は、なかなか変えられそうにないので、頭では分かっていても、来年も大きく稼げないでしょね。
レ、レクチャー??でも大それたことじゃないんですよ。
基本的には株のつなぎ売り手法と同じです。
あとでみんなにそれって無意識に
つなぎ売りしてるよって言われました(^^ゞ
後はこういうこともやりますね。
相関性の強い通貨の取引など
欧州通貨と組み合わせるとよいかも。
ユーロ/円買いのスイスフラン/円売りとか
あとドルベック制ご存知ですよね?
売るときに金利がかかっちゃうので米ドルは持ちたいけど。。。というときは、
香港ドル/円を売るって言う手法もありますよ。
ど素人発想ですけど、なかなか耐えられた感じですよ(^^ゞ
>基本的には株のつなぎ売り手法と同じです。
手持ち通貨が下げそうなとき、売りをかけておいて、下げれば買い戻しの決済でヘッジという手法でしょうか?
これならできるかも。(間違ってたらすいません。)
>相関性の強い通貨の取引など
欧州通貨と組み合わせるとよいかも。
ユーロ/円買いのスイスフラン/円売りとか
これは難しい。素人には無理かも。
>売るときに金利がかかっちゃうので米ドルは持ちたいけど。。。というときは、
香港ドル/円を売るって言う手法もありますよ。
なるほど。色々考えるなー。メモメモ。
あっています。
自分が高値圏で買えないなぁという通貨は売りから入り徐々に買い戻しそうするとスワップで相殺とかFXにはあまりナンピンという考え方はないので買いで持ったポジションだけを何%で決済しちゃおうとか決めるといいかも。
FXは両建て禁止論が強いですが、
私はその常識を打ち破って出口を見つければ
下落相場では戦えるんです。株なんてまさにそうです。
だから単元未満株で積み上げることしかしないんですけどね。
(^^ゞ
特に為替相場はボックス間の強い相場です。
国同士の取引が絡んでいます。
と考えるとお金の流れやグローバルな視点の持ち主であるsocialcolorさんにはいい取引になると思ったので(^^ゞ