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20日の日経平均は続落。66.80円安の22697.88円(出来高概算12億6000万株)で取引を終えた。米国市場の下落影響から利食い先行で始まったが、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>などが底堅い値動きをみせるなか、前場半ばには一時22869.98円まで切り返す局面をみせた。しかし、その後先物主導で急速に値を消す格好となり、後場半ばには22541.35円まで失速。その後は中国市場の底堅い値動き等もあって下げ渋る格好となった。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは食料品、石油石炭、空運、電力ガス、陸運、医薬品、繊維が小じっかり。半面、非鉄金属、海運、ゴム製品、鉄鋼、保険、卸売の弱さが目立っている。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG、ファーストリテのほか、KDDI<9433>、コナミHD<9766>、第一三共<4568>が下支えとなる一方で、東エレク<8035>、電通<4324>、京セラ<6971>、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、日東電<6988>、TDK<6762>が重石となった。
日経平均は23000円目前での上値の重さが意識されるなか、やや売り仕掛け的な動きから荒い値動きとなっている。もっとも、米中貿易摩擦への警戒が強い中ではオーバーウィークのポジションは取りづらいほか、今週末21日から22日にはG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれることもあり、ポジションをニュートラルにした格好であろう。本格化する米決算を見極めたいとする模様眺めムードも強いだろう。
来週はG20明け後の動向が注目されるが、世界的な貿易戦争突入への懸念などで注目度は高まっている。国際協調姿勢が確認されるようだと、相場の上放れ要因になる可能性が期待されるところである。
<AK>
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは食料品、石油石炭、空運、電力ガス、陸運、医薬品、繊維が小じっかり。半面、非鉄金属、海運、ゴム製品、鉄鋼、保険、卸売の弱さが目立っている。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG、ファーストリテのほか、KDDI<9433>、コナミHD<9766>、第一三共<4568>が下支えとなる一方で、東エレク<8035>、電通<4324>、京セラ<6971>、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、日東電<6988>、TDK<6762>が重石となった。
日経平均は23000円目前での上値の重さが意識されるなか、やや売り仕掛け的な動きから荒い値動きとなっている。もっとも、米中貿易摩擦への警戒が強い中ではオーバーウィークのポジションは取りづらいほか、今週末21日から22日にはG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれることもあり、ポジションをニュートラルにした格好であろう。本格化する米決算を見極めたいとする模様眺めムードも強いだろう。
来週はG20明け後の動向が注目されるが、世界的な貿易戦争突入への懸念などで注目度は高まっている。国際協調姿勢が確認されるようだと、相場の上放れ要因になる可能性が期待されるところである。
<AK>
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