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日経225先物は11時30分時点、前日比190円安の3万8300円(-0.49%)前後で推移。寄り付きは3万8320円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8320円)(時間外)にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まった。現物の寄り付き直後には一時3万8450円まで下げ幅を縮めたもののプラス圏を回復できず、中盤にかけてショート優勢のなかで、3万8230円まで売られた。終盤にかけてやや下げ渋る動きをみせており、3万8300円辺りでの推移となった。
日経225先物は、寄り付き後にボリンジャーバンドの-1σ(3万8380円)を上回り、一時3万8450円まで下げ幅を縮めたが、-1σをキープすることはできなかった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株は概ね下げているものの、日経平均株価への影響は限定的で、ファーストリテイリング <9983> [東証P]の下げが重荷となる。海外勢のフローが限られているなか、後場は前場の下げに対するカバーも意識されやすく、-1σを挟んだ狭いレンジでの推移が続きそうである。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.14倍に上昇した。200日線(14.13倍)を捉えており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下げ渋るなか、同水準を明確に上放れてくるようだと、NTロングに向かわせやすい。
株探ニュース
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