決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ＳＵＢＡＲＵ、大成建、千葉銀 (8月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の8月2日から5日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　サイネックス <2376>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の6600万円に急拡大したが、通期計画の5億3000万円に対する進捗率は12.5％となり、5年平均の9.9％とほぼ同水準だった。

★No.3　図研 <6947>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比1.7％増の3.5億円となったが、通期計画の30億円に対する進捗率は11.7％となり、前年同期の10.8％とほぼ同水準だった。

★No.4　ＳＵＢＡＲＵ <7270>
　20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比41.0％増の893億円に拡大し、通期計画の2700億円に対する進捗率は33.1％となった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2376> サイネックス 　東１　　 +9.04 　　8/ 5　　　1Q　　　371.43
<6914> オプテクスＧ 　東１　　 +6.72 　　8/ 5　　上期　　　-51.92
<6947> 図研 　　　　　東１　　 +6.41 　　8/ 5　　　1Q　　　　1.74
<7270> ＳＵＢＡＲＵ 　東１　　 +6.39 　　8/ 5　　　1Q　　　 40.98
<6088> シグマクシス 　東１　　 +4.07 　　8/ 5　　　1Q　　　 66.85

<3612> ワールド 　　　東１　　 +3.85 　　8/ 5　　　1Q　　　 36.50
<2587> サントリＢＦ 　東１　　 +2.99 　　8/ 5　　上期　　　-10.41
<3151> バイタルＫＳ 　東１　　 +2.71 　　8/ 5　　　1Q　　　 -8.87
<2429> ワールドＨＤ 　東１　　 +1.97 　　8/ 5　　上期　　　 26.39
<1801> 大成建 　　　　東１　　 +1.90 　　8/ 5　　　1Q　　　 60.31

<3101> 東洋紡 　　　　東１　　 +1.85 　　8/ 5　　　1Q　　　 -9.53
<5631> 日製鋼 　　　　東１　　 +1.71 　　8/ 5　　　1Q　　　 -4.10
<6062> チャームケア 　東１　　 +1.47 　　8/ 5　本決算　　　 29.96
<6924> 岩崎電 　　　　東１　　 +1.11 　　8/ 5　　　1Q　　　　赤縮
<4985> アース製薬 　　東１　　 +0.98 　　8/ 5　　上期　　　 12.57

<4203> 住友ベ 　　　　東１　　 +0.86 　　8/ 5　　　1Q　　　-12.58
<8331> 千葉銀 　　　　東１　　 +0.39 　　8/ 5　　　1Q　　　 -4.24
<7458> 第一興商 　　　東１　　 +0.34 　　8/ 5　　　1Q　　　 -3.85
<9728> 日本管財 　　　東１　　 +0.17 　　8/ 5　　　1Q　　　　6.53
<9644> タナベ経営 　　東１　　 +0.08 　　8/ 5　　　1Q　　　-67.05

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース